日産「“新型”フェアレディZ」登場で問合せ“殺到”!? 「即・受注停止」の可能性も? 「S30風」“新デザイン”採用&「6速MTのNISMO」設定! 今夏発売のマイチェンモデルが販売店でも話題に
日産は「東京オートサロン2026」で、「フェアレディZ」のマイナーチェンジモデルを初公開しました。夏の発売を予定しているということですが、販売店にはどのような問い合わせが入っているのでしょうか。
早くもマイナーチェンジ後のフェアレディZに熱視線
2026年1月9日〜11日かけて幕張メッセで開催された「東京オートサロン2026」において、日産は「フェアレディZ」のマイナーチェンジモデルを初公開しました。
夏の発売を予定しているというマイナーチェンジモデルの新型フェアレディZ、注目のモデルだけに、ユーザーからの問い合わせの状況を首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
1969年にデビューした「S30型」フェアレディZを初代として7代目にあたる現行型フェアレディZがデビューしたのは2022年8月。
現行型では、先代の大幅リフレッシュという名目ながら、フルモデルチェンジ相当のアップデートが施され、内外装デザインから走行性能に至るまで一新。
歴代のフェアレディZのデザインを随所に盛り込み、絶妙なバランスで落とし込んだモデルといえます。
パワーユニットは最大出力405馬力・最大トルク475Nm(北米仕様は400hp・350lb-ft)を発揮する新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT」型を搭載。6速MTまたは9速ATを組み合わせ、駆動方式はFR(後輪駆動)です。
発売するやいなや注文が殺到し、すぐに受注停止となりましたが、2025年に入ると少しずつ落ち着いてきました。

そして先述のとおり、東京オートサロン2026において、同年夏にマイナーチェンジが予定されていることが発表されました。
なかでも注目すべき点は初となるフェイスリフトです。これまで以上に過去のモデルをオマージュしたデザインが採用されており、フロントマスクは、初代フェアレディZの「Gノーズ」を想起させるものへと変更されています。
この「Gノーズ」仕立てのデザインは、従来モデルに対して先端をより前方へ30mm拡大されており、リフト(車体の浮き上がり)は3.3%減、ドラッグ(空気抵抗)は1%減と、単にデザインを寄せたものではなく、空力性能の向上にも寄与しています。
またサスペンションが強化されたほか、乗り味のセッティングにも変更が加えられ、従来のスポーティ(硬い)な乗り心地から、しなやかな方向へと改められている模様です。
さらにハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ NISMO」には、注目すべき仕様変更が行われています。
今回のマイナーチェンジで、ファン待望の6速MT仕様が追加されています。これにともない、コンピューターもMT仕様のものに書き換えられており、AT車とは異なる魅力を備えたフィーリングが得られそうです。
さらにアクセル開度に応じたエンジンのスロットルレスポンスにも改良が加えられている点にも注目です。
そのほか、フェアレディZ NISMOのブレーキにはR35型「GT-R」用の2ピースローターが採用される模様で、ブレーキキャリパーの塗装にも変更が加えられる予定です。
注目している人も多いであろうマイナーチェンジ後のフェアレディZ、ディーラーに寄せられている反響や納期を、1月下旬に首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
「『予約はできるのか』あるいは『価格はいくらくらいか』といったお問い合わせをよくいただきます。
現行モデルの受注停止の一件があったこともあり、いち早く手に入れたいと思われるお客様がいらっしゃるのは仕方ないと思っております…。
それとマイナーチェンジの情報が出たことで、フェアレディZのご契約を先延ばしされるお客様もいらっしゃいます。販売の現場としては少し複雑な心境です(苦笑)」
また、別の日産ディーラーでもこんなコメントも。
「現行モデルのオーナー様から『実車が見たい』や『乗り換えを考えているから見積もりを出して欲しい』といったお声をいただきます。
現行モデル(マイナーチェンジ前)のオーナー様は特に気になっていらっしゃるようです。
当店にも詳しい情報は届いておりませんが、これまで購入を迷っていらっしゃった方が『このデザインなら買おう』とおっしゃっていただきました。
発売後はバックオーダーを抱えることになるかもしれません。そのためにも、発売時期などの具体的な情報が得られるよう、店舗スタッフにお願いしていただけると大変助かります」
早くも注目されているマイナーチェンジ後のフェアレディZ。
いち早く手に入れたいのであればマメな情報収集が欠かせないことは間違いなさそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。









































































