高速道路で出たら“絶望”!? メーターに「光るカメ」は“危険”なサイン! かわいい「謎のマーク」そのまま放置は“絶対ダメ”! 点灯するとクルマが鈍足に…「緊急事態」の可能性も!
クルマのメーターパネルには様々な警告灯が表示されますが、とくに「光るカメ」のマークは絶対に放置してはいけません。
メーターに「光るカメ」は“危険”なサイン!
クルマのメーターパネルには、シートベルトの非装着やドアの開閉、エンジンの異常など、様々な情報を伝える警告灯や表示灯が存在します。
見慣れたマークであればすぐに対処できますが、もし突然、見覚えのない「光るカメ」のマークが現れたら、多くのドライバーは首を傾げることでしょう。
動物のカメが描かれたその可愛らしい見た目とは裏腹に、このランプが点灯した時は「絶対に放置してはいけない」重要なサインをクルマが訴えています。

この「光るカメ」の正体は、主にハイブリッド車や電気自動車(EV)に装備されている「出力制限表示灯(または出力制限警告灯)」と呼ばれるもの。
メーカーによって名称は多少異なりますが、日産やマツダ、トヨタなどの電動車で採用されており、その名の通り「クルマのパワーが制限されている状態」を示しています。
具体的には、駆動用バッテリーの残量が極端に少なくなっている場合や、外気温や連続走行の影響でバッテリー温度が極端に高温、あるいは低温になっている時に点灯します。
では、このカメが表示されると実際にどうなるのでしょうか。
例えば日産車の場合、この表示が出ると走行用モーターに供給される最大電力が制限されます。
つまり、ドライバーがアクセルを深く踏み込んでも、クルマは反応せずスピードが上がらなくなってしまうのです。
マツダの「MX-30」などでは、カメのマークと共に「出力が制限されています。意図した加速ができません」といった直接的なメッセージが表示されることもあります。
まさに「カメのようにゆっくりとしか走れない」状態になるわけで、もし高速道路の合流や登坂車線でこの状態になれば、重大な事故につながる恐れさえあるのです。
もし走行中にこのマークが点灯した場合、まずは慌てずに状況を確認する必要があります。
単なるバッテリー残量低下や一時的な温度変化が原因であれば、速やかに充電を行うか、システムが適正温度に戻るのを待つことでマークが消え、通常通りの走行が可能になるケースがほとんどです。
しかし、もっと深刻なケースも存在します。
もしカメのマークに加えて、日産の「e-POWERシステム警告灯」やトヨタの「EVシステム異常警告灯」など、システム自体の異常を知らせる警告灯が同時に点灯している場合は、単なる出力制限では済まされないトラブルが発生している可能性があります。
その場合は、直ちに安全な場所に停車し、販売店やロードサービスへ連絡しなければなりません。
※ ※ ※
クルマの電動化が進むにつれ、従来のガソリン車にはなかった新しい警告灯が増えています。
「たかがカメのマーク」と侮って放置していると、意図せぬ速度低下で後続車に追突されたり、路上で立ち往生したりするリスクがあります。
取扱説明書を一度確認し、愛車からの「SOSサイン」を見逃さないよう備えておくことが、安心安全なカーライフの第一歩なのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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