トヨタ「“新”ミドルSUV」に注目! 「プリウス」っぽい“サメ顔”デザイン&走れる距離が大幅アップ! 従来型から70万円も安くなった新「bZ4X」何が変わった?

SUVタイプのBEVであるトヨタ「bZ4X」が一部改良を受けました。内外装のデザイン変更や航続距離の向上など、さまざまなアップデートが加えられたにも関わらず、70万円の値下げが実施されました。

「プリウス」っぽい“サメ顔”デザイン&走れる距離が大幅アップ!

 2025年10月9日、トヨタのミドルサイズSUV「bZ4X」の一部改良モデルが発売されました。

 bZ4Xは、トヨタ初の本格的な電気自動車(BEV)で、スバル「ソルテラ」は基本設計を同じくする兄弟車に当たります。

 これまで日本の電気自動車といえば日産「リーフ」がほぼ唯一の選択肢でしたが、bZ4Xの登場によってその独走状態は終わり、いよいよ国産メーカーの中でも自分に合った電気自動車を選べる時代がやってきました。

サメ顔がカッコいい「bZ4X」
サメ顔がカッコいい「bZ4X」

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mmと扱いやすいサイズに収めつつ、2850mmのロングホイールベースによってゆとりある室内空間を確保しています。

 駆動方式はグレードによって異なり、上級の「Z」グレードではFWDと4WDが選択できる一方、「G」グレードはFWDのみの設定となっています。

 走行性能についても、それぞれの個性が際立ちます。Zグレードは、FWDで最長746km、4WDでも最長687kmという圧倒的な航続距離を誇り、4WDモデルではフロントとリアに計2基のモーターを搭載して力強い走りを実現しています。

 一方のGグレードも、最高出力124kW(169PS)のモーターにより、日常使いに十分な最長544kmの航続距離を確保しました。

 今回実施された一部仕様変更では、さまざまな箇所の変更がありました。

 まずエクステリアでは、近年のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」モチーフのフロントマスクを採用し、「プリウス」などとも統一感のある洗練された表情へと進化。

 ボディカラーも拡充され、モノトーンの「アティチュードブラックマイカ」、2トーンの「アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ」、および「アティチュードブラックマイカ×プレシャスメタル」の合計3色が追加されています

 インテリアではインストルメンタルパネルを水平基調に変更したほか、センターコンソールの形状を見直して足元の空間を広げました。また、パノラマムーンルーフのセンターリインフォースメント(補強材)を廃止してより開放感のある空間を実現しています。

 さらに、BEV導入の大きな壁となる航続距離についても、従来比で約3割増となる最長746kmを実現。これは2026年1月時点で国産BEVのなかでも最長の数値です。また、充電時間の短縮も図られており、残量10%から80%までを最短28分で急速充電することが可能になりました。

 特に寒冷地での充電性能を高める「バッテリープレコンディショニング」の採用は、冬場の利便性を大きく向上させています。

 走りの質感にも磨きがかかりました。パワーステアリングのギアボックスをボディに直付けすることでハンドリングのダイレクト感を高め、サスペンションやアブソーバーの微調整により、しなやかな乗り心地と安定した操縦性を両立しています。その加速性能は鋭く、0-100km/h加速は5.1秒という俊足を見せます。

 一部改良を受けたbZ4Xの価格(消費税込)は480万円から600万円です。多岐にわたる進化を遂げながら、最大70万円の値下げが行われたことも、最新モデルのトピックスのひとつとなっています。

※ ※ ※

 かつてBEVは、航続距離やインフラの制約から、環境意識の高い一部の愛好家が選ぶ「少し不便な近未来の乗り物」という側面がありました。

 しかし今、ガソリン車との実用性の差は確実に埋まりつつあります。周囲とは一線を画すエコな一台をスマートに乗りこなしたい人はもちろん、BEV特有の加速や静粛性に魅力を感じる人にとって、bZ4Xはまさに「選ぶべき一台」になったといえるでしょう。

【画像】超カッコいい! これが「新たなbZ4X」です!(30枚以上)

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Writer: 廣石健悟

1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

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