トヨタ斬新「“観音開き”SUV」がスゴッ! 全長4.6m「カクカク“タフ”ボディ」に「丸目ライト」採用! 人気続く「FJクルーザー」とは
2010年に国内発売されたトヨタ「FJクルーザー」。北米市場での先行デビューを経て日本に上陸したこのモデルは、個性的なデザインと本格的な悪路走破性で話題となりました。2018年の販売終了後も注目される、その特徴的な装備や生い立ちを振り返ります。
際立つ「観音開き」ドア、トヨタ「FJクルーザー」とは何者か
トヨタ「FJクルーザー」は、2003年のデトロイトモーターショーで世界初公開され、2006年に北米で販売が開始されました。
ランドクルーザー40系を彷彿とさせるレトロな丸目ヘッドランプやTOYOTAエンブレムを取り入れつつ、モダンな造形に仕上げられたこのSUVは、2010年12月より日本国内でも販売が開始されました。
「Rugged & Freedom」をコンセプトに、楽しさを追求したモデルです。
このように個性的なデザインと本格的な悪路走破性で話題となり、2018年の販売終了後も注目されてきました。
また2025年に新型「ランドクルーザーFJ」の発表で再び注目されていおり、今回改めてFJクルーザーを振り返っていきます。
際立つ「観音開き」ドア
FJクルーザーのエクステリアで最も特徴的なのが、サイドビューに採用された「両側大開口観音開きドア」です。
一見すると2ドアクーペのようなスタイリッシュなフォルムですが、前後左右のドアが中央から外側に向かって開く構造となっており、後席への乗降性にも配慮された設計となっています。
デザイン面では、直立したフロントウィンドシールドガラスや、ボディカラーに関わらずホワイトに塗装されたルーフなどが個性を強調。
フロントフェイスには、上下幅の薄いキャビンと厚みのあるボディを組み合わせることで力強さを表現し、広い払拭範囲を確保するための3連ワイパーが採用されるなど、実用性とデザイン性が融合した造形となっていました。

■汚れを気にせず遊べる
インテリアは「遊びに応える本物志向」をテーマに掲げ、ハードな使用を想定した装備が充実しています。
シート表皮には防水・撥水ファブリックを採用し、フロアやデッキカーペットも清掃しやすいラバー調素材とすることで、濡れた衣服や汚れたアウトドア用品を気兼ねなく積載できる仕様としました。
また、厚手の手袋をしたままでも操作しやすいよう、ドアハンドルやシフトノブ、エアコンのダイヤル類は大型のパーツが採用されています。
国内発売当時には、専用サイト上で純正用品などを自由に組み合わせられる「MyFJ」という販売手法も導入され、自分好みの1台を作り上げることができる点も話題となりました。
■パワートレインは4リッターV6の本格性能
見た目の個性だけでなく、SUVとしての基本性能も本格的な仕様が与えられています。
すべての性能のベースとなるプラットフォームにはフルフレーム構造を採用し、高い剛性と耐久性を確保しました。
パワフルな4.0リッターV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、駆動方式にはドライバーの意思で2WDと4WDを切り替えられるパートタイム4WDシステムを採用。
状況に応じてリアデフロックや、空転した車輪にブレーキをかけて脱出をサポートするアクティブトラクションコントロールも選択可能で、オンロードから険しいオフロードまで対応する走行性能を実現しています。
サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式、リアにトレーリングリンク車軸式を採用し、ショックアブソーバーも専用のチューニングが施されました。

■惜しまれつつの生産終了
日本国内におけるFJクルーザーの販売は2018年1月に終了しましたが、その後も一部の海外市場では継続して販売されていました。
しかし、2023年にはサウジアラビアで「ファイナルエディション」が登場し、北米デビューから約17年を経て、その歴史に幕を下ろすこととなりました。
その個性的なデザインとタフな性能は、ランドクルーザーシリーズの一角として、いまなおファンの記憶に残る存在となっています。








































































































