マセラティの救世主になるはずだった「ボーラ」とは?【THE CAR】 2020.09.20 西川淳 コメント投稿 LINE (Twitter) Facebook Hatena お気に入り tags: マセラティ 「MC20」を発表し、あらたな時代の幕開けを切ったマセラティが、1970年代のシトロエン傘下時代に世に問うた「ボーラ」とはどのようなクルマだったのだろうか。 切り詰められたオーバーハング、長いホイールベースを匠みに表現した上品で落ち着きあるスタイリング デザインを担当したのはイタル・デザインを創設したばかりの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ 1968年にシトロエンに買収され、高級GTカー路線からスーパーカーメーカーへと方向転換したマセラティの最初のモデルとして、「ボーラ」は1971年ジュネーブで発表された シフトレバー後方やシート後部などに収納スペースを備えるなど、豪華さと実用性を兼ね備えたインテリアに仕立てられている 総革張りのキャビン。バケットタイプの固定式シートを備えるが、スライドやリクライニング機能はない メーターナセルは左側からタコメーター、油圧計、300km/hを刻むスピードメーターが並ぶ 最高出力310ps、オールアルミ製水冷V型8気筒DOHCエンジン 車名の「ボーラ」は、スイスのアルプス山脈より伊ロンバルディア平原に吹く強い風を意味する 洒落た雰囲気のポリッシュ加工が施されたホイールキャップ 名門マセラティのロードゴーイングとしては初めてミドシップ・レイアウトを採用 車名の「ボーラ」は、スイスのアルプス山脈より伊ロンバルディア平原に吹く強い風を意味する 開発当時はシトロエン傘下であったこともあり、LHM(リキッド・ハイドロリック・ミネラル)とい言われる専用油圧システムを搭載。ブレーキサーボやシート高上下、ペダルの位置調整、リトラクタブルヘッドライトの開閉にこの油圧システムが用いられていた シャシは、モノコックに鋼管フレーム構造を採用。サスペンションは、マセラティとしては初のダブルウィッシュボーン方式 記事ページへ戻る 【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る あなたにおすすめ トヨタが新「斬新ランクル」世界初公開! 噂の「FJみたい?」 TOYOTAエンブレム×旧車デザイン採用で注目! 「ROX」って何? 11月に米国で披露へ スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“旧車感”あふれる「レトロデザイン」採用! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルの姿とは! なぜ停止線の「めちゃ手前」で止まる? “スペース空け過ぎ”に「違反なの?」「正直ありがたい」「トラックのため」の声も! 「狭い道では助かる!?」謎の行為に反響集まる! 約300万円!? マツダが新型「高級4ドアクーペ」発売! 半円4連テールに流麗ボディ採用! 広島でも展示の「EZ-6」 中国投入、 今後は欧州も
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