〈PR〉スバル、新型「フォレスター」なぜ北米で初公開? 2LマイルドHVの可能性も
新型フォレスター、2リッター+マイルドハイブリッドもある?
こうして生まれた5代目となる新型フォレスターは、スバルにおける新世代の、スバル・グローバル・プラットフォーム(以下SGP)を採用した第3弾モデルとなります。
このSGPは2016年のインプレッサで初めて用いられ、2017年のXVを経て、今回ついにスバルの世界販売ナンバーワンのフォレスターに採用されました。
ボディサイズは全長4625×全幅1815×全高1730(ルーフレールなしだと1715)mmと、ひとまわり拡大されています。またこれによって、クラストップの快適性と安全性を両立しました。
さらにメカニズムでは、新開発エンジンとなったことも特徴です。
これまで日本では、2リッター水平対向4気筒直噴および2リッター水平対向4気筒直噴ターボがラインナップされていましたが、今回から新開発2.5リッターの水平対向4気筒直噴エンジンとなりました。これにより環境性能を高めつつも、出力とトルクを向上しています。
またスバル初となる乗員認識技術を用いた「ドライバーモニタリングシステム」を備えたことも特徴です。
これはドライバーの運転状況などをクルマの側で判断する機構で、ダッシュボード上に備えたカメラがドライバーを常に監視。居眠りや脇見などをした際に、注意を促すことで安全運転をサポートする機構です。
さらにそのクルマに誰が乗車したかを判別して、その人ならではのシートポジション、ドアミラー角度、空調設定を自動調整するなどの機能を1台のクルマで5人分までメモリーできるそうです。
新型フォレスターは新世代のSGPを採用して、あらゆる部分が大幅な進化を果たしました。デザイン、使い勝手、走り、快適性、安全性など、あらゆる部分でクラスの頂点を目指すに相応しい、徹底的な追求によって構築された1台となっています。
また日本国内では既に、ディーラーで新型の登場がアナウンスされているようで、今回発表された2.5リッターの直噴エンジンの他に、2リッターの水平対向4気筒エンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルが存在するという情報がウェブを始めとして様々に囁かれています。
日本はこれまで2リッターエンジンを搭載したモデルのみの展開でしたので、噂されている2リッター+マイルドハイブリッドはかなり熱い視線が注がれることでしょう。
またこうした状況から、発表こそ北米が最初となったものの、実際にユーザーの手に届くのは生まれ故郷の日本が一番となる可能性も強いと思われます。つまり、そう遠くない時期に新型フォレスターが日本でも発表されるということではないでしょうか。
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