送料税込1万円ちょっとのオールシーズンタイヤってどうなの!? “驚安”のレーダー「DIMAX ALL SEASON」で雪道テストに挑んでみた結果【PR】

近年多くのタイヤメーカーが力を入れているのが、オールシーズンタイヤです。今回はレーダーのオールシーズンタイヤである「DIMAX ALL SEASON」をフォルクスワーゲン「ゴルフ」に装着し、市街地や高速道路、そして雪道を走ってみました。モータージャーナリストの岡本幸一郎氏は、どのような感想を抱いたのでしょうか?

舗装路ではオールシーズンタイヤらしからぬ乗り心地

 そんな「DIMAX ALL SEASON」で、市街地、高速道路、雪道を走ってみました。

 まずトレッドパターンを見て感じたのは、いかにもスポーティそうだなというのが第一印象でした。ブロック剛性が見るからに高そうで、実際に触ってみてもけっこう硬く、パターンのデザインもオールシーズンタイヤとしては異色のスポーティなイメージです。

市街地での走行フィーリングは「キビキビと小気味よい」

 舗装路でもなかなかいけそうな気がしていましたが、実際に乗ってみてそれが確信になりました。

 市街地では、キビキビ小気味よく走る感覚が味わえました。

 もちろん、乗り心地に特化したコンフォートタイヤと比べると、やや硬めだったり、音が大きめだったりするのは否めませんが、オールシーズンタイヤらしからぬ乗り心地と感じました。

高速道路でもスポーティなフィーリングは変わらず

 高速道路でもそのスポーティなフィーリングは変わりません。

 しっかりとした剛性感があり、直進安定性も高く、中立から切り始めたときも操作に対して正確かつ応答遅れなく向きを変えてくれます。

 レーンチェンジでもそれは顕著です。切ったとおりに曲がって、戻るときの収まりもいい。無駄な挙動が出ないので、修正舵(だ)を与える必要が少ないことも印象的でした。

 ワインディングの走行を想定した、スポーツタイヤほどのキャラクターの持ち主のように感じたほどです。

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「前輪駆動のゴルフ」で雪道はどこまで行ける?

 というように、舗装路ではいいことずくめ。では雪道ではどうでしょうか? テストの舞台は長野県の山中。オールシーズンタイヤにとってはかなり厳しいコンディションです。

 これで本当に雪道を走れるのかと思ったぐらいドライ路面ではよく走れたわけですが、「DIMAX ALL SEASON」には高速道路の「冬用タイヤ規制」に対応できる「スノーフレークマーク」がもちろん付いています。

いざ雪道へ! 路面は全て圧雪路だ。オールシーズンタイヤで走れるのだろうか?

 というわけで、いざ雪道へ。

 念のため断っておきますが、オールシーズンタイヤは万能ではありません。とくに雪上は大丈夫でも、氷上はごく一部の商品を除いて苦手であることは、多くのタイヤメーカーが公言しています。

 今回も「『DIMAX ALL SEASON』を装着した前輪駆動のゴルフでどこまで行けるのか」あくまでテストとして行ってみたもので、この記事を読んで「大丈夫そうだからスキーに行っちゃおう」とは思わないようにしてくださいね。

そのスポーティな印象は、雪道でもほとんど変わらなかった

 われわれのテストも、スタッドレスタイヤを装着した伴走車を従えて、いざとなったらすぐに救援できる体制で行ったことを念押ししておきますが…実際に、結構走れてしまったのが事実です。

 アップダウンがあり、途中は主に圧雪の状態でしたが、溶けてベチャ雪になっていたり、ウエット路面が続いたり、微妙に凍っていそうな感じで上に雪が乗っているような箇所もありましたが、どこもおおむね問題なく走れました。

 ここでも印象的だったのは、スポーティなドライブフィールです。舗装路でも感じられたステアリングレスポンスのよさを、雪上でも感じ取ることができました。ブレーキング時もしっかり路面をつかむ感覚があります。

前輪駆動(FF)のゴルフでも問題なく雪道を走破した! ただ、スピードコントロールが重要なので過信は禁物だ

 さらに、しばらく走り続けたのですが、性能がほとんど変わらないことも印象的でした。これには排雪性のよさが効いているんだと思います。ベチャ雪のところなんて、むしろ並のスタッドレスタイヤよりもいいのではと思ったほどでした。

 とはいえ、今回のような滑りやすい路面ではほんの数キロ速度が上がっただけでクルマの挙動は大きく変わります。やはりスピードのコントロールは大事なので、過信は禁物ですよ!

これだけの性能を持って送料税込1万円ちょっと…!?

「信じられますか?」と岡本幸一郎氏がなによりも驚いたのはその価格

 そして、これだけの性能を持った上で改めて驚くのは価格です。1本あたり送料税込でたったの1万1460円という価格!信じられますか?
※2025年12月時点の価格であり、価格は変動します

 というわけで、舗装路で好印象を抱いて、本当に雪道を走れるのかと思ったけれど、ちゃんと雪道も走れて、しかも持ち味であるスポーティなフィーリングも損なわれることがなかったというのが「DIMAX ALL SEASON」ならではの特徴と感じました。

「オールシーズンタイヤを試してみたいけど、値段が高いから…」とためらっている人に、ぜひ一度試してもらいたいタイヤです!

[Text:岡本幸一郎 Photo:雪岡直樹]

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