夢も道具も全部積み込もう! 新しくなったルノー「カングー」と自由な旅へ【PR】
観音開きのバックドアは健在…! 実用性◎なカングーの荷室
カングーの良さを味わいながら目的地に向かいつつ、途中、郊外の大型スーパーに寄って食材を買い込みました。男4人ですから量もそれなりです。言うまでもなく目的地で使う道具も荷室には積み込み済み。カングーの荷室はそれらすべてをあっさりと飲み込むほどです。

容量は775リッター、リアシートを倒せば2800リッターを確保できます。また、荷室の高さが60cm足らずと低いうえ、乗用モデルでありながらバックドアが観音開きという日本だけの組み合わせゆえ積み降ろしが楽で、クルマの後ろに88cmのスペースがあれば全開にできます。機能的で機動力も高いと感じずにはいられません。
しゃれ者であることや小粋であることこそフレンチの神髄のように思われがちですが、こうした基本的な部分の“実”を人知れず重んじるのもフレンチのまごうことなき側面なのだ――こんなに食べきれるのだろうかと少々ひるむぐらいの食材を積み込みながら、僕はそんなことを考えていました。

甲乙つけがたいガソリンorディーゼル仕様 あなたが選ぶならどっち?
大人の男4人乗車、荷室はギュウギュウ詰めになるほどの積載量です。それでもカングーは難なく加速し、滑らかに巡航します。マイナーチェンジ後も従来どおり、カングーはガソリンの1.3リッター直4ターボとディーゼルの1.5リッター直4ターボから選べます。
今回旅をともにしたのはガソリン車ですが、軽やかに吹き上がり気持ちよく伸びていき、爽快感のある走りを楽しませてくれました。一方で、ディーゼル車はゼロ発進の領域から豊かなトルクが湧き出して、力強く落ち着いた走りを味わえます。

パワーユニットはどちらを選んでも間違いはありません。問題があるとしたら、どちらを選ぶべきか悩んでしまうことでしょうか。
軽快に駆け抜けたいならガソリンを、ロングドライブや旅をゆったり楽しみたいならディーゼルを……なんて考えることもありますが、ガソリンも低い回転域からわりと強力なトルクを得られるため、ゆったり走るのに遜色はないし、一方のディーゼルも瞬発力があってキビキビ走ることもできるし、と互いの強みをそれぞれがそれなりに持ちあわせてもいるので、甲乙つけがたいのが本音です。
僕が選ぶなら、散々悩んだ末に鼻先が軽くてより自然に気持ちよく曲がってくれる、今回の試乗車と同じガソリンかなぁ……。ちなみにカングーの価格は、ガソリン車が419万円、ディーゼル車が439万円です(いずれも消費税込み)。
「無数の夢」も一緒に積み込み… カングーを所有するということ
そんなことを思いつつちょっとしたワインディングロードを走り、ちょっとした山あいにあるキャンプサイトに着きました。


男4人のまったく色気のないバーベキューです。決して美しいシーンじゃないので多くを記すことはしませんが、茶色多めの食材をたらふく腹に詰め込んで、ワケもなくゲラゲラ笑うなどして、こういうのはこういうので楽しいもんだよな、なんて思えたものでした。
そうなのです。カングーが手元に1台あれば、いつだってこういう楽しみと触れ合えるのです。
どこかに出かけたくなるクルマ。出かけるときにたくましいほどの実用性を発揮してくれるクルマ。出かけているあいだ乗り味にずっと満足していられるクルマ。そしてその使い方は、自分次第でいくらでも広げていけるわけです。

「カングーを手に入れるということは、単に移動のための道具を手に入れるということではなく、持ち前の広い空間に積み込めるだけの無数の夢も一緒に手に入れられる、ってことなんだよなぁ」
そんなことを強く感じる1日だったのでした。
[Text:嶋田智之 Photo:土居凌祐]
【撮影協力】
▼CalmbaseTOKYO(東京都東大和市)
https://www.calmbasetokyo.com/















































































