名車マニアも魅了するダムド・ジムニーシエラ新作「little 5./little Δ.」のテーマは“ヨーロピアン マスターピース”だ!【PR】

往年の名ホイール「OZ Racing」“Rally Racing”を当時のデザインで復刻

「little 5.」と「little Δ.」の大きなトピックの一つが、オートサロンで発表し会場をざわつかせたOZ Racingのホイール「Rally Racing」を履いていること。

 往年のラリーファンなら、平面を広くとることでグラベルからブレーキを保護する造形の「Rally Racing」復活には胸が高鳴ったのではないでしょうか。

当時のデザインで復活した、OZ Racing往年の名ホイール「Rally Racing」。平面を広くとったフラットデザインは、名車にオマージュをささげた「little 5.」と「little Δ.」に絶妙にマッチする

「ラリーマシンには、フラットデザインのRally Racingを合わせたい」と考えた徳田さん。

 とはいえ、OZ Racingは現在進行系のトップブランドで「残念ながらジムニー向けのサイズの展開がないんです。しかも現行モデルは、当時のようにつるんとしたフォルムではなく、立体的でモダンな造形に進化していました」と徳田さんは話します。

デモカーは左右で非対称カラーの「Rally Racing」を装着。デザインは同様でも、カラーひとつで雰囲気がガラッと変わるのが面白い

 イタリアに本拠地を置くOZ Racingと交渉を重ねる中、来日した重役にコンセプトをプレゼン。ジムニーとジムニーシエラ対応サイズかつ、復刻デザインのRally Racing製造にGOサインが出たそうです。

ジムニーシエラ用のRally Racingは「Race White + Red Lettering」(左) 「Dark Graphite + Silver Lettering」(中央) 「Matt Black + Silver Lettering」(右)の3カラーをラインナップ

 そしてなんと“当時モノ”のラリーマシンのアイコンでもある赤ロゴ&ホワイトペイントだけでなく、グラファイトやマットブラックを加えた3色を用意。しかもロゴは当時のデザインを再現した書体とすることで、オマージュの解像度がぐっと高められています。

カスタム界の名門他社と積極的にコラボ より高いレベルのカスタムを目指す

 今回の撮影日はあいにくの雨でしたが、ダムドのデモカー製作でおなじみのペイントファクトリー・工藤氏の手によるエナメル塗装は、雨粒にも映える発色の良さです。

サーキットを走行する「little Δ.」。雨粒にも映えるレッドカラーは、エナメル塗装ならではの発色だ

 ポッテリとした独自のツヤ感が魅力で、R部などのポイントで色の深さや広がりが加わり、ブリスターフェンダーのリフレクション(反射)など、プロポーションの美しさを引き立たせます。

 レインボーオートのサスペンションで2インチのローダウンを実現した「little 5.」と「little Δ.」はアスファルトの走りもスムーズ。アーバンに似合う特徴的なスタイリングのせいか、高速道路では追い抜きざまに並走し、アツい視線でチラ見していくドライバーも少なくありませんでした。

デモカーは、レインボーオート製の「スポーツダウンサス」と「ビルシュタインショックアブソーバー」で2インチのローダウンを実現。アーバンなスタイリングだけでなく、ハンドリングも市街地走行に向いた素直な性格に

 バケットシートは、BRIDE(ブリッド)の「EUROSTER II CRUZ」をベースにした試作品。シンセティックレザーとファブリックのコンビはかなりオシャレですが、もちろんフィット感も良好で、小気味よい走りのシエラにぴったりと言えそうです。

デモカーの「little 5.」(左)にはブラックを基調としたチェック柄、「little Δ.」(右)にはブラウンレザーのBRIDE製シートを装着。どちらも試作品だが、反響次第で製品化を検討するとのこと

 そして、この2台は音でもわくわくさせてくれます。ローダウンした車体のリアビューで目を引くマフラーは、アピオとヨシムラがコラボしたモデルを採用しています。

「little 5.」(左)と「little Δ.」(右)のリアビュー。アピオとヨシムラがコラボしたマフラーが、さり気なく存在感を主張する

 エンジンに火を入れた瞬間はもちろん、アイドリングや加速時にもジェントルで迫力のあるサウンドはドライブをより楽しいものにしてくれます。やっぱり音って大切ですよね。

アピオとヨシムラがコラボした「トツゲキR-77J チタンサイクロン」マフラー。「little 5.」(左)にはチタンに焼き入れをしない「チタングレー」バージョン、「little Δ.」(右)にはチタンに焼き入れした「チタンブルー」バージョンが装着される

 カスタム界の名門他社と積極的にコラボして、よりレベルの高いカスタマイズを目指す真摯(しんし)な姿勢もダムドが広い層から支持される理由でもあります。

名車“オマージュ”をやりきった自負 遊び心を残すことがダムド流の敬意

 ダムドが得意とする「名車へのオマージュ」をさらに深化&進化させた「little 5.」と「little Δ.」。歴史的名車を寸法通りに忠実に再現する“完コピ”ではなく「なんちゃって」という遊び心を残すことがダムド流とも言えます。

サーキットのパドックにたたずむ「little Δ.」(左)と「little 5.」(右)。「little 5.」のヘッドライトには電球色を採用し、“味”を演出している

「とくに今回選んだサンクとデルタに関しては、ファンの皆さんも熱量が高めですよね。彼らにも認められるよう、遊び心を大切にしながらも手を抜くことなく“やりきった”という自負があります。往年のラリーファンの皆さんにも楽しんでいただけるとうれしいです」(ダムド デザイナー徳田さん)

サーキットを走行する「little 5.」(左)と「little Δ.」(右)。どちらのボディキットも、ダムド流の“遊び心”が残されていた

 そして、クルマ業界を目指す読者に朗報です! ダムドでは現在、さらなるパワーアップのための人材を募集中。マーケティングやWEBエンジニアの領域で「ダムドを応援したい!」という人は、オフィシャルサイトの問い合わせページからコンタクトしてみてくださいね。

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