30系アルファード/ヴェルファイアの純正ディスプレイオーディオが交換できる! アルパイン「ビッグX 11 アップグレード」の純正を超えた機能とは【PR】

トヨタ アルファード/ヴェルファイア(30系)の後期型では、ディスプレイオーディオ(以下、DA)が標準装備となり自分好みのカーナビに交換することが難しい状況でした。そんな中アルパインは、純正DAから交換可能とした専用11型大画面ナビ「ビッグX 11 アップグレード」の発売を発表しました。念願のキット化による交換の容易さや大画面化だけでなく、純正を超えた機能が備わっているといいますが、それはどのような機能なのでしょうか。

30系後期型アルファード/ヴェルファイアの純正DAが交換可能に!

「アルパイン(ALPINE)」は、車種専用設計のカーナビ「ビッグX」、スマートフォンと連携可能なディスプレイオーディオ「フローティングビッグDA」、後席用モニター「リアビジョン」、ドライブレコーダーを内蔵したデジタルミラーなどのカーエレクトロニクス機器を開発・製造するメーカーです。

 特に前期型・中期型30系アルファード/ヴェルファイアの市販ナビでは「ビッグX 11」が定番と言える人気製品となっています。

アルパインが2024年1月に発売する、30系後期型アルファード/ヴェルファイア専用11型大画面ナビ「ビッグX 11 アップグレード」

 2015年に登場し2019年12月まで生産された前期型・中期型30系アルファード/ヴェルファイア(いわゆる前期型)では、オーディオレス仕様が設定されていたことから、純正オプションや市販モデルなどさまざまなカーナビを自由に装着できたため、新車もしくは中古で購入したクルマでも気軽に「ビッグX 11」を選択できました。

 ところが、2019年12月にマイナーチェンジされた後期型では、オーディオレス仕様がなくなってDAが標準装備に。カーナビを標準で搭載するグレードは一部のみとされたため、純正でカーナビを装着したい場合は、メーカーオプション(約72万円!)を購入する以外に選択肢がなくなってしまったのです。

 さらに、DAはドアロック設定などの「クルマ自体の設定」を行うようになっているために交換ができません。社外ナビの取り付け自体が基本的にできなくなっていました。

これが通称"30後期"アルヴェルに標準装着されるディスプレイオーディオ。黒縁部分が大きく実際の面積よりも画面サイズは小さく感じられる。またCD/DVDスロットが廃止されており、必要な場合は別途4万円以上のCD/DVDプレーヤー(ディーラーオプション)が必要で、本体の場所がグローブボックス内のため収納スペースが大幅に狭くなってしまう

 そんな状況のなか、アルパインの直営店である「アルパインスタイル」では、30後期型アルファード/ヴェルファイアの純正DA装着車に「ビッグX 11」を装着できるメニューをいち早く開発しており、限られた店舗での案内だったにもかかわらず、多くのユーザーに大変喜ばれたと言います。しかし、それは専門的な技術や知識、ノウハウが必要なため、一般的なカー用品の量販店などでは対応が困難でした。

 そのため30系後期型アルファード/ヴェルファイアの中には、自分好みのカーナビを装着したいのに、仕方なく純正DAをそのまま使用しているというユーザーも数多くいるのではないかと思われます。

画期的な「車両機能コントロール」を国内市販カーナビで初採用

 そこでアルパインは、アルパインスタイルでのノウハウを生かし、ユーザーの声に応えた新製品「ビッグX 11 アップグレード(EX11NX2-AV-30DA-UP)」を発表しました。

「ビッグX 11 アップグレード」では、以前から定評のあった「ビッグX 11」の高機能・優れた使い勝手・デザイン性はそのままに、30後期型アルファード/ヴェルファイアの純正DA装着車への取り付けを実現。純正DAから交換できるだけでなく、さらに一歩先をゆく「車両機能コントロール」を国内市販カーナビで初めて備えたことが大きなトピックです(2023年11月時点。アルパイン調べ)。

「ビッグX 11 アップグレード」を装着した30系アルファードS・Cパッケージのデモカー

 最大の見どころである「車両機能コントロール」では、フロント/リアのエアコンの風量コントロールやステアリングヒーターの設定、両側パワースライドドア・パワーバックドア・リアルーフの開閉、ユーザーごとのシートポジションやブレーキホールド・エコモード・ストップ&スタートキャンセルの設定が可能な「パーソナル設定」、車両の搭載機能に準じて設定できる「車両設定」を、画面タッチで行うことができます。

「ビッグX 11 アップグレード」のナビ画面上で左右スライドドアやバックドア、リアルーフ(サンルーフ)の開閉操作が可能に! 動作に合わせて画面内のビジュアルも変化するので、車両の状況の確認もしやすい
こちらが全てクローズした状態。愛車に装着されているオプションに合わせて、パワーバックドアや電動スライドドア、リアルーフの有無を、設定から選択できるようになっている

 ドア・エアコンの画面では、クルマの内外をビジュアルで表示。ドアの開閉やエアコンの風向きなどもアニメーションで表現されるため、一目で状況がわかるようになっています。

 これは新型アルファード/ヴェルファイアにも備わっていない機能。まるで最先端のEVのような表示/操作方法、先進的な画面デザインは大きな魅力です。

エアコンの操作もナビ画面上から操作可能に。作動状況のビジュアル表現もとても分かりやすく高級感がある

 また、車内を一気に冷やしたい・暖めたい時は、従来では温度設定+ボタン連打で風量を最大にする手間がかかりましたが、「ビッグX 11 アップグレード」では、新たに画面に設けられた「MAX COOL」「MAX HEAT」ボタンを押すだけです。

リア席の空調状況などもビジュアル上で分かりやすく確認することができる
Pレンジ状態ではシフトノブがエアコン操作パネルと重複する形となり運転席からは少し操作がしづらい場面でも、ナビ画面上であればどこにも干渉することなく操作がしやすいメリットも(写真は筆者:遠藤イヅル)
ナビ画面表示時にエアコン操作をすると、ポップアップで操作の案内が表示されるのも便利かつ安全な新機能

 さらに、ノーマルでは車外からスマートキーのボタン操作でしか開けなかった純正パワーバックドアも、今回の「ビッグX 11 アップグレード」では「スイッチ2回押し」で車外からも開くことが可能に。

外から開く場合はリモコン操作以外の方法がないパワーバックドアも、ナンバープレートカバー裏のスイッチを1回押しで解錠、2回押しでオートオープンが可能となる

「パーソナル設定」においては、エンジンを切るたびに毎回リセットされてしまって不便な「ECOモード」や「ブレーキホールド」、アイドリングの「Stop & Startキャンセル」が「ビッグX 11 アップグレード」を装着すると常に好みの設定をエンジンON/OFFにかかわらずキープできるようになります。

「パーソナライズ設定」は1台につき3人分までセットすることが可能
各ドライバーに合わせたシートポジションだけでなく、ブレーキホールドやECOモードのON/OFF、アイドリング「Stop & Startキャンセル」の設定を保存できる便利機能だ

 このように「車両機能コントロール」に設けられた機能は、単なるカーナビ装着という範囲にとどまらず、30系アルファード/ヴェルファイアのオーナーなら「なんて便利なのだろう」と感心してしまうようなポイントばかりです。

【画像】30アルヴェル後期をアップグレード!「ビッグX 11 アップグレード」の画像や機能をもっと詳しく見る(35枚)

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