日本の冬道は輸入ブランドのスタッドレスタイヤでも大丈夫!? ネクセン「ウィンガード アイス2」で雪道を走ってわかった安心感と個性とは【PR】
最近よく耳にするようになったタイヤブランドが「NEXEN TIRE(ネクセンタイヤ)」です。ポルシェやアウディなどの新車装着タイヤも手がけるタイヤメーカーで、夏用タイヤだけでなく冬用タイヤのスタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤも展開しています。その実力を試すため、トヨタのミニバン「VOXY」にスタッドレスタイヤ「WINGUARD ice2(以下、ウィンガード アイス2)」を装着して2月、東京から豪雪地帯である群馬県みなかみ町に向かいました。
高速道路ではしっかりとした手応えで夏用タイヤのようなドライ性能
これからの季節、北海道や東北、日本海側の降雪エリアに住むドライバーは、冬用タイヤに交換するタイミングとなってきます。
東京や大阪に住むドライバーにとっては、冬用タイヤへの準備は「まだ先」の感覚になりますが、冬本番直前の11月末から12月になるとどこもタイヤ交換は予約でいっぱい。またその頃になると、タイヤサイズによっては冬用タイヤは売り切れていることも多く、選択肢が限られてくる可能性もあるので、早めに検討しておきたいところです。
昨今の原材料費や輸送コストの上昇などで、タイヤの価格が高騰しています。だからといって冬のドライブの安全を考えると、寿命を過ぎた冬用タイヤを履き続けるのは好ましくありません。
国産メーカーの冬用タイヤは高価すぎる、かといって名前もよく知らないアジアンタイヤは、安いけどイザという時に不安…。そのように考えるドライバーも多いのではないでしょうか。
そんな中、近年、日本でも名前が知られるようになったタイヤメーカーが「NEXEN TIRE(以下、ネクセンタイヤ)」です。
その歴史は1942年にまでさかのぼります。1956年には自動車タイヤの生産を開始し、1980年代にはミシュランタイヤと「ミシュランタイヤ・コリア」を設立し、made in KOREA のミシュランタイヤを生産していました。乗用車/小型トラック用タイヤの生産に特化しているため、世界のタイヤメーカーランキングでは20位となっています。
さらにポルシェやVW、BMW、三菱など多くの自動車メーカーから新車装着タイヤに採用されており、高い評価を受けているといいます。また過去には評価企業J.D.パワー(2016、2017年度評価)の北米市場における顧客満足度調査で4位を獲得、一般ユーザーからも支持されています。
豊田通商とのジョイントベンチャーである「ネクセンタイヤジャパン」が設立されたのは2016年で、日本においても安定的にタイヤを供給する体制が整っています。
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今回試すのは、ネクセンのスタッドレスタイヤ「ウィンガード アイス2」です。
ウィンガード アイス2は13インチから18インチまで、全26サイズを用意。軽自動車からコンパクトカー、ミニバン、スポーツカーまであらゆる車種に対応しています。
ウィンガード アイス2を今回装着したのは、トヨタのミニバン「VOXY」で、タイヤサイズは205/60R16です。
トレッドパターンを見てみると、イン側とアウト側でパターンが異なる「非対称トレッドパターン」を採用しています。イン側に細かいサイプ(細かい溝)を設けることで、氷や雪をかみ、トラクション性能を確保。アウト側には剛性が高く大きなブロックを採用することで、コーナリング時の倒れ込みを抑制し、イン側で冬性能、アウト側でドライ性能を確保しています。
今回は、雪道とドライ路面双方でその性能をチェックするため、2月中旬、豪雪地帯である群馬県みなかみ町へ都内から向かいました。「ウィンガード アイス2」を装着したVOXYに乗り込み、東京都内から関越自動車道へ。取材日は気温10度を超える快晴で、高速道路の路面はドライの状況です。まずは高速道路のインプレッションをしてみます。
最初に驚いたのが、ドライ路面でのしっかりとした走りです。高速道路に入るインターチェンジでのコーナリングでも腰砕けすることなくスムーズにこなします。また、高速でレーンチェンジをおこないましたが、揺り戻しもなくピタッとボディが収まります。
スタッドレスタイヤというと、夏用タイヤやオールシーズンタイヤと比べて、どうしてもドライでの手応えが薄く感じるものです。ドライ性能向上をうたう最新のスタッドレスタイヤでも、路面とタイヤとの間に薄い紙があるような手応えになってしまうことが多いのですが、ウィンガード アイス2にはそれがなく、しっかりとした手応えが伝わってきます。
スタッドレスタイヤだと知らずに運転した人がハンドルの手応えだけでは気付かないレベルのドライ性能を実現しています。唯一「シャー」というパターンノイズだけが、スタッドレスタイヤと気付く要素かもしれません。