1本7930円! ミネルバ「オールシーズン マスター」は「安かろう想像よりずっとよかろう」の超お買い得オールシーズンタイヤだ!【PR】
いよいよ「冬道」へ さまざまな路面コンディションでその走りを試す
ワインディングロードを登っていくと、路面は次第にウエットへ、そしてシャーベットへと変わっていきます。が、ウエットでは問題なし。普通の夏タイヤと何ひとつ変わらない安定っぷりです。ウエットとシャーベットが入り混じった路面でも問題なし。
最初はペースをそれまでより抑え気味で走ったのですが、ドライのときと同じくらいまでペースを上げてみても排水、排雪がしっかりできている感覚で、グリップを感じさせながら安定して曲がっていきます。無謀な運転でもしない限りは、まず何事も起こらないでしょう。
さらに登っていくと、シャーベットと圧雪が混じり合った路面へ、続いて完全な圧雪路へ、そして圧雪の中に凍結している部分が見られる路面へと変わっていきました。シャーベットと圧雪が混在する路面も完全な圧雪路も、あいもかわらず問題なし。制限速度くらいでは鼻歌まじりに走れます。
もちろん細心の注意を払うべき場面ではありますが、コーナーでも登り坂でも実にスムーズに、イージーに、半ばリラックスしたような気持ちで走ることができちゃうのです。しかもコーナーを曲がるときにはしっかりと操舵感もあって、タイヤのグリップ感がどんな状態なのかもつかみやすかったです。
勾配のある上り坂からのスタートでも苦も無く発進できる!
途中、ちょっとした脇道にはいって勾配の強いところで停止し、そこからゼロスタートを試みましたが、4WDじゃなくて普通の前輪駆動なのに苦もなく発進できちゃうし、誰もいない駐車場で思い切りブレーキペダルを踏んでみても、ABSを作動させながらしっかり速度を落として停止してくれました。
そのうえ圧雪と凍結箇所が混在しているところでも、意外やがんばってくれたのです。
もちろん加速の仕方やステアリングの操作の仕方によっては、当たり前のように滑ります。だから「オールシーズンタイヤはアイスバーンに不向き」というのが大前提であることはお伝えしておきますし、もちろんそうしたところを走るのをオススメしたりはしません。スタッドレスタイヤには絶対に敵わない、それは間違いありません。
が、凍結しているところでもていねいにアクセルを操作すれば、ジワジワと発進も加速もできるし、ブレーキを試してみても、それなりの距離を必要とはしますが、ABSを効かせながら徐々に減速し、停止することができました。特にブレーキングを試したのは、わずかではあるけど下り坂です。これにはちょっとばかり驚かされました。
やはり驚くその安さ 「オールシーズン マスター」の圧倒的コスパ!
以上のように、 ミネルバのオールシーズン マスターは、期待を遙かに上回るパフォーマンスを感じさせてくれるタイヤでした。
いや、正直に申し上げるなら、もっとパフォーマンスの高いオールシーズンタイヤがあることも、経験上、知っています。けれど、オールシーズン マスターがそれらと較べてはげしく見劣りするかといえばそんなことはまったくなく、僕たちがオールシーズンタイヤに求めたい要素のすべてが、しっかり及第点を超えています。
おそらく一般のドライバーの方ならこんな道でこんな走らせ方はしないだろうという領域まで少し足を踏み入れるようなことまでしたというのに、イヤな汗をかくようなことが一度もなかったくらいですから。
しかも驚くほどリーズナブルな価格、です。たとえば今回、ヴォクシーが履いていた205/60R16サイズのタイヤ単体価格は、1本あたり送料税込み7930円(※1)、ヴェルザンディ PW-S10のホイール付き4本セットでも送料税込み6万3000円(※1)です。オールシーズンタイヤは高価、という概念が崩れるような販売価格です。
(※1)2023年2月現在の価格です。価格は時期により変動します。
「安かろう悪かろう」ではなく「安かろう想像よりずっとよかろう」だ!
おそらく耳にしたことのないブランドの知らないタイヤということもあって、懐疑的な気持ちになっている方もおられるかもしれませんし、タイヤであれ何であれメジャーブランドのものしか信じないという昔ながらのクルマ好きもおられることでしょう。
でも、オールシーズン マスターは仮にも世界最大規模の規格設定機関の試験をクリアした証であるスノーフレークマーク付きです。夏タイヤはもちろん、古くなってゴムが劣化したスタッドレスタイヤや溝が減ったオールシーズンタイヤで走るより、このタイヤに履き替える方が遙かにいいというのは、きっとおわかりのことでしょう。
今どきのタイヤは「安かろう悪かろう」ではなく、もはや「安かろう想像よりずっとよかろう」であることが多々だったりします。
積雪地帯にお住まいの方や週末ごとにウインタースポーツを楽しみに出掛ける方には、スタッドレスタイヤを推奨することに変わりはないと述べておきますが、そうでなければこのミネルバのオールシーズン マスターを試してみるといいんじゃないかと思います。
僕自身に関して申し上げるなら、今は趣味の古いクルマしか手元になくて、それで雪道を走ることなんて考えられないのですが、足となるクルマを手に入れたら、このオールシーズン マスターで年間通して走るのがいいかな、なんて考えているくらいです。
距離を走ってすり減っても悔しい値段じゃないし、タイヤ交換の面倒はないし、何より東京の降雪渋滞の原因になんて絶対になりたくないですから……。
[Text:島田智之 Photo:土屋勇人]