世界最北生まれのスタッドレスタイヤの本領発揮! ノキアン新「ハッカペリッタR5」を冬の北海道で試す【PR】
いわゆる「冬タイヤ」を世に初めて送り出した、フィンランドのノキアンタイヤから、新プレミアムスタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR5」シリーズが登場しました。これを冬の北海道の過酷な路面で試走します。
フィンランドの老舗タイヤメーカー「ノキアンタイヤ」とは
北欧フィンランド生まれの長い歴史を持つノキアンタイヤは、実はウインタータイヤを1934年に初めて世に送り出したメーカーでもあります。
今でもウインタータイヤを得意としていて、「ホワイトヘル(白い地獄)」の異名で呼ばれる世界最大級の屋外ウインタータイヤのテストコースを持っていることでも知られています。
もともとヨーロッパではかなりメジャーなブランドで、プレミアムブランドを中心にすでに数多くの自動車メーカーの冬用タイヤとして採用されているのですが、これまで日本ではあまり知られていませんでした。
そうしたなか2017年より阿部商会が日本への正規輸入販売を手がけるようになったことで、徐々に「ノキアンタイヤ」の認知度は高まってきています。
そのノキアンタイヤの冬用タイヤ「ハッカペリッタ・シリーズ」の新商品であるR5ファミリーを、冬の北海道でいち早く試してきました。なおR5は従来のR3の次代になり、R4を飛ばしたのは「性能がそれだけ大きく進化したから」と、ノキアンタイヤは公式に回答しています。
今回登場した新R5ファミリーには、乗用車用の「R5」のほかに、「R5 SUV」と「R5 EV」の計3種類があります。R3に比べて、ユーザー調査でさらなる向上を求める声の大きかったアイス性能が、特に飛躍的に向上したことを謳います。
トレッドパターンは、左右対称で回転方向指定というのはR3と同じで、はっきりとしたセンターリブがなく、周辺のブロックとくっついた形状になっています。
サイプ(細かい溝)がR3比で10%増えたほか、ブロックが細分化されたことでその数が40%も増え、エッジ効果が向上したほか、接地面が4%増えているのも特徴です。サイプを増やしてもスタッドレスにありがちなヨレ感が出ないよう、ブロックの倒れ込みを抑える3Dサイプを採用しています。
また、R3でもコンパウンドに入れた硬い粒子が氷を引っかいていましたが、R5でも「アークティック グリップ クリスタル」と呼ぶミクロの結晶を配合しています。表面から残り3mmまでずっと入っているので、トレッド面がすり減っても次から次へと新しいものが出てきて効果を維持します。