TOYO TIRESの最新オールテレーンタイヤ「オープンカントリー A/T III」の実力とは? オンロードとオフロードを走ってみた【PR】
トーヨータイヤから最新オールテレーンタイヤ「オープンカントリーA/T III」が登場しました。その実力はどうなのか、オンロードとオフロードで試してみました。
力強いトレッドデザインなのに高速道路ではとても静か
2022年6月に発表されたトーヨータイヤの新オールテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY A/T III(オープンカントリーA/T III)」が、同年7月より国内市場で販売開始になりました。
いま、オフロードタイヤが日本でも流行しています。
その理由は近年のSUVブームにあります。日常的な街乗りにおける使い勝手の良さだけでなく、アウトドアやレジャーシーンでも便利で、日本車、輸入車問わずSUVの流行は続いています。
「オープンカントリー」は、そうしたSUVをターゲットとするトーヨータイヤのオフロードタイヤブランドで、大型SUVが普及している北米市場で絶大な人気を誇ります。日本でもSUVブームのはるか前、1983年に導入された歴史のあるブランドで、2016年に再び国内展開を開始して以来、さまざまな商品を展開しています。
その最新プロダクトであるオープンカントリーA/T IIIは、「オールテレーン」と呼ばれるジャンルの、さまざまな気象条件や路面状況での走行にバランスよく対応するタイヤです。
トレッドパターンを見てみると、大きな「ジグザグブロック」を配した「ラテラルグルーブデザイン」を採用しています。これにより力強いパターンデザインとなっています。
この力強さは見た目だけでなく、パターンエッジ成分を向上させ、トラクションに効果を発揮しているといいます。接地面内のトラクション指数は、従来モデルの「オープンカントリーA/Tプラス」と比較して41%向上しているそうです。
またコンパウンドには耐摩耗・スノーポリマーを増量して、耐摩耗性と雪上制動性能の向上を果たしています。さらにグリップポリマーによりウエットグリップも向上しています。
こうした結果、圧雪路でのブレーキング性能が従来モデル比で13%向上。またシビアスノー要件を満たした「スノーフレークマーク」がサイドウオールに打刻されており、日本においては冬用タイヤと認められます。つまり高速道路で冬用タイヤ規制となった場合でも、スタッドレスタイヤ同様に走行することが可能です。
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今回はトヨタ「ランドクルーザープラド」にオープンカントリーA/T IIIを装着し、東京から埼玉県の秩父市までドライブしてきました。タイヤサイズは265/65R17 112H、空気圧は車両指定の前後220kPaです。
首都高速から関越道で花園ICに向かいます。そこで驚いたのは、タイヤノイズの少なさです。
オープンカントリーA/T IIIの力強いトレッドパターンを見る限り、オフロードの性能は期待できても、オンロードでの快適性や静粛性はある程度の我慢が必要だろう……乗ってみる前は、そういうふうに考えていました。
いざ高速道路を走ってみると、「ゴー」というロードノイズ、「シャー」というパターンノイズともに抑えられています。履き換える前のいわゆる夏タイヤと比較しても、劣ることのない静粛性でした。
オフロードタイヤなのに、ハンドル操作に対する反応も悪くありません。それほどシャープという感覚ではないものの、ドライバーが行きたいと思う方向にきちんとクルマが動き、運転していて違和感がありません。プラドとのマッチングは非常に良いと感じました。
関越道を走行中に雨が降ってきましたが、それでも不安になることはありません。ふつうに、夏タイヤと変わらず安心感をもって走ることができました。