未来の移動体験に感動しっぱなし!話題のオールインワン車載器 パイオニア「NP1」の実機を公道で徹底チェック!【PR】

使い方無限大の車載用Wi-Fiスポット機能が標準装備!

Wi-Fiスポット機能でどこでも楽しいドライブ体験が可能

「NP1」にはいわゆる「Wi-Fiスポット機能」が内蔵されています。これはNTTドコモの「docomo in Car Connect」という機能を活用するものですが、車内高速LTE通信が使えることで容量を気にせずインターネットを楽しむことができるわけです。

 実は「NP1」とは別に2021年にカロッツェリアブランドで「DCT-WR100D」という車載Wi-Fiルーターが発売されており、こちらは大ヒット商品となりました。これと同じ機能を「NP1」には内蔵しているわけです。

「Wi-Fiルーターなんて市販のものやスマホのテザリングで十分でしょう」という意見をよく聞くのですが、そもそも「NP1」向けの「docomo in Car Connect」は移動体である車載用に専用開発し、通信も最適化されています。実際、今回のテスト(前述したトンネル内の走行も含む)でも、接続安定性や実行速度とも十分なレベルです。

「Wi-Fiルーター機能」を使えば最大で5台まで機器を接続可能。動画やゲームも使いたい放題だ

 特にタブレットやスマホを使ってYouTubeなどの動画配信サービスを視る際の安定性や動画品質も十分ですので、家族のドライブで後席に座るお子さんが退屈しないようにコンテンツが楽しめるのは大きなメリットといえます。

 またこのサービスは基本有料なのですが、前述した専用アプリである「My NP1」から簡単にオーダーすることができます(ドコモのdアカウントが必要)。

 気になる料金ですが、
・1万3200円/年
・1650円/月
・550円/日

の3種類から選ぶことができます。

 筆者のように仕事でクルマを使うことが圧倒的に多い場合は年契約がお得ですが、クルマの利用頻度に合わせて選べる点もメリットといえます。

「NP1」の凄さは「もっとカーライフ++」で発揮される

離れた場所からでも車内・車外の様子が確認できる「もっとカーライフ++(プラスプラス)」

 そして今回のテストでも最も役立ちそうで、さらに将来性を感じたのは「もっとカーライフ++(プラスプラス)」と呼ばれる機能です。

 通信機能を持ち、クラウドと接続することで進化する「NP1」にはパイオニアが開発し、今後展開していくモビリティAIプラットフォームである「Piomatix(パイオマティクス)」が搭載されています。OTA(オーバー・ジ・エアー)による地図や各種機能をアップデートはもちろん、他企業とのコラボレーションによる機能向上も期待できます。

 OTAに関してはインフォテインメントシステムだけでなく、CASE時代におけるキーワード&テクノロジーであり、それを搭載するということは単純に買って終わり、ではなく将来にわたって進化を体感できることになります。

「もっとカーライフ++(プラスプラス)」は車外の様子もリアルタイムで確認できる

 進化の内容に関しては、すでにいくつかの企業とのコラボレーションも始まっています。各企業が持つ強みを「NP1」と組み合わせることでシナジー効果が生まれ、ドライブの楽しさや利便性が大きく進化するわけです。

 なお、現在搭載されている機能は運転や自車位置、そして地図を組み合わせて自車位置周辺の情報を案内してくれる「ドライブトピック」と「ドライブコール」です。

 これに関しても前回の記事のリンクを参照してほしいのですが、特に「ドライブコール」に関してはユーザーの考え方で色々な使い方が期待できます。

 また2022年春にはAmazonの音声アシスタントである「Alexa(アレクサ)」にも対応予定です。AlexaのようなAIアシスタントサービスは家電との連携も進んでいます。筆者の自宅もAlexa接続機器だらけなのですが、これを使うことで車内から帰宅前にエアコンや照明をオンにしたり、カーテンを閉めることもできます。

それでは「NP1」は一体どんな人にオススメなのか?

前方と後方&室内用に2つのカメラを搭載

「NP1」はドライビングパートナーとしての新提案はもちろんですが、何よりもそれぞれ単品でもハイレベルな機能がこれ1台に詰まっている点にあります。

 筆者が今回「NP1」を購入することにした理由は、現在所有しているクルマにはドラレコもWi-Fiも装着されていなかったからです。

 カーナビに関してはポータブルタイプを装着していますが、これとは別に「NP1」が持つ通信カーナビ機能を所有することで前述したハイレベルな渋滞回避能力を手に入れることができます。

 つまり、これまでカーナビ/ドラレコなどの装着に二の足を踏んでいたユーザーにこそオススメできるのです。

 また冒頭に述べた傾斜の強いスポーツカーや左ハンドル車に装着する場合はユニット本体を取り付けキットから外し左右反転させることでドライバーの視界を妨げずに「NP1」を取り付ける事も可能です。

「NP1もう一回言って!」と発話するだけで案内をもう一度繰り返してくれる機能も

 一例ですが、上記の機能を搭載してない旧車ユーザーなどは「NP1」を装着することで最新のテクノロジーを得ることができます。

 特にインテリアへのこだわりが強いユーザーにとっても、フロントウインドウ上部に取り付けるだけなので、インパネを加工する必要もありません。

 肝心の価格に関しては通信費&サービス利用料込みで
・ベーシックプランが6万5780円(1年分付き)
・バリュープランが9万3500円(3年分付き)

となります。

 筆者は惚れ込んでしまった関係や使用頻度が高いこともあり、3年間で3960円のお得なバリュープランを選択しましたが、まずは「NP1」の良さを体感してみたい人はベーシックプランから始めてみると良いと思います。

カーライフの未来は「NP1」に集約されていた!

「NP1」のユーザービリティに大満足な筆者

 今回改めて「NP1」をテストして感じたことは今後カーライフに求められる利便性やドライブの安全と安心がこのコンパクトなボディに集約されているという点です。

 「NP1」はまだ生まれたばかりの赤ん坊のようなものと筆者は感じています(その割にはいきなり高性能ですが)。「Piomatix」によりユーザーやモビリティの変化と共に「育っていくデバイス」として大きな期待を寄せているのです。

[Text:高山正寛 Photo:茂呂幸正]

 パイオニアの音声カーナビ「NP1」の詳細はこちら! 

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