ダカールラリー開幕直前! 市販車クラス9連覇を狙うTLCと、初タッグを組むトーヨータイヤの活躍を特設サイトでチェック【PR】

世界でもっとも過酷なクロスカントリーラリー、ダカールラリーが2022年1月1日からサウジアラビアを舞台にはじまります。1995年から27年連続で出場してきた「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」は、ランクル200のラストランを迎える今回、新たにトーヨータイヤとタッグを組んで挑みます。その意気込みを聞きました。

ダカールの過酷な路面を想定して開発されたオープンカントリーM/T-R

 世界でもっとも過酷なモータースポーツ競技と呼ばれるのが「ダカールラリー」です。

 1978年から続くダカールラリーは、もともとフランス・パリをスタートしてセネガルの首都ダカールにゴールしたことから、かつて「パリ・ダカールラリー」と呼ばれ、いまでもパリダカの通称で知られています。競技は四輪車、二輪車、トラック、バギーが同じステージを走り、スペシャルステージでの合計タイムを競います。

ダカールラリーの前哨戦、モロッコラリーでのTLCランドクルーザー200の走行シーン。ダカールラリー本番はもうすぐだ

 当初はアフリカ北西部で開催されていたこのラリーは、2010年から10年間は南米大陸で、2020年大会からは中東・サウジアラビアで開催されています。

 ダカールラリー2022は、2022年1月1日にオープニングセレモニーが開催され、本戦は1月2日にハイルをスタート。1月8日の休息日を経た後、1月14日にジェッダにゴールします。

 前半戦は北部の山岳地帯が舞台。複雑な地形ゆえに高度なナビゲーション技術が要されます。後半は広大な砂漠エリアが闘いの舞台となります。

「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」は、トヨタ「ランドクルーザー」でダカールラリー市販車部門に参戦しているチームです。前身のチームから数えると、26回の参戦のなかで市販車無改造クラス優勝が21回、そして2014年大会から8連覇を達成している強豪チームです。

トーヨータイヤ「オープンカントリーM/T-R」を履いたTLCのランドクルーザー200

 まもなく始まるダカールラリー2022は、TLCにとって「ランドクルーザー200」のラストランとなります。なんとしても9連覇をして有終の美を飾りたいと意気込みます。

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 そんなTLCと今回からタッグを組むのがトーヨータイヤ。TLCのランドクルーザー200には、このラリーのために開発された「オープンカントリーM/T-R」が供給されます。

 山岳地帯の岩屑が積み重なったガレ場と、まるで流体のようなサラサラの砂漠やダート路など、総走行距離約8000kmの厳しいコースがオープンカントリーM/T-Rを待ち構えています。

 タイヤのマネジメントのためチームに帯同する、トーヨータイヤの松原圭佑さんは「ベストなコンディションのタイヤで戦ってもらうため、全力でサポートするつもりです。

 タイヤの損傷状態をチェックし、ベストなパフォーマンスが出せるよう交換のタイミングなどをチームにアドバイスする予定です。損傷形態や頻度などはレポートとして日本に持ち帰り、今後の開発にフィードバックして、2023年のダカールラリーにも備えます。現場でないと得ることができない情報も山ほどあり、チームへの帯同は本当に貴重な機会です」とコメントします。

オープンカントリーM/T-Rの開発スタッフで、ダカールラリーでもTLCに帯同するトーヨータイヤ技術開発本部 OEタイヤ開発部の松原圭佑さん

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 2021年12月16日には、TLCに供給するものと同じスペックのオープンカントリーM/T-Rが、日本市場で発売されました。サイズはLT285/70R17 116/113Pの1サイズで、価格はオープンです。

トーヨータイヤ「オープンカントリーM/T-R」。12月16日にダカールラリーで使用されるものと同じスペックのLT285/70R17 116/113Pサイズが日本で発売された

 ダカールラリーでの使用を想定して開発されたオープンカントリーM/T-Rは、岩場や砂漠などの荒れた路面における走破性能を追求するとともに、高速走行時の衝撃によってゴムの損傷やタイヤがホイールから外れてしまうことを抑制するトレッドデザイン、コンパウンド、高剛性のビードワイヤー構造を採用しています。オープンカントリーシリーズで最高の悪路走破性能と耐外傷性能を実現しているといいます。

1月1日に開幕! ダカールラリーに挑むTLCランクル200とトーヨータイヤを画像で見る(20枚)

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