バッテリーあがりの救世主!充電不要でエンジンがかかる ベロフの「ウルトラ キャパシタ ジャンプスターター」とは【PR】
ウルトラ キャパシタ ジャンプスターターの実力はいかに?実際に使ってみた
ウルトラ キャパシタ ジャンプスターターの実力がどの程度のものなのか検証するために、実際に試してみました。
ベロフの「ウルトラ キャパシタ ジャンプスターター」には、軽自動車からトラックなど大型車まで幅広く使える「24V/12V兼用」と、乗用車のみに対応した「12V専用」があります。
まずは、バッテリーが上がった中型トラックに24V/12V兼用を使ってみることにしました。
この中型トラックは、ライトをつけたままエンジンを切って停車していたためバッテリーの電圧が21.03Vになり、セルスターターが正常に機能せずエンジン始動ができません。そこで、24V/12V兼用のウルトラ キャパシタ ジャンプスターターを使ってみます。
ウルトラ キャパシタ ジャンプスターターは充電不要でサッと使える!
ウルトラ キャパシタ ジャンプスターターの使い方は驚くほど簡単です。
まずバッテリーの端子にジャンプスターターのクランプを接続します。
接続すると、キャパシタが弱ったバッテリーからどんどん電気を吸い上げ、ディスプレイに「CHARGING」という充電中を示すサインとともに、ウルトラ キャパシタ ジャンプスターターの液晶画面下段の電圧値がグングン上がっていく様子が表示されます。
エンジンを掛けるだけの電圧がたまるまでの時間はわずか3分ほど(コンディションにより異なります)。
電圧が約27Vまで上がると、エンジン始動が可能になる「JAMP START READY」と表示されました。
何事もなかったように24Vバッテリー搭載トラックのエンジンが始動した!
この状態で、イグニッションキーをひねると、まるで何事もなかったかのようにスムーズにエンジンが始動しました。 303mm×227mm×厚さ119mmほどで重さ約3㎏ほどの小さな箱が、ここまでの働きをしてくれるのだから驚くばかりです。
ちなみにUSBケーブルからも充電ができますが、その際の充電時間は約120分と長くかかります。やむを得ない場合を除き、直接バッテリーへ接続するのがいいでしょう。ちなみにピーク電力は1200Aでサイクル寿命は約5000回なので長い期間使うことができそうです。
12V専用のウルトラ キャパシタ ジャンプスターターはとてもコンパクト
今度は12V専用タイプを乗用車に使って試してみました。
本体のサイズは225mm×190mm×54mmと24V/12V兼用よりも小さく、重さも1080gと軽いため車内に常備しやすくなっています。
使い方は24V/12V兼用タイプと同じですが、12Vバッテリーを使う一般的な乗用車の場合はキャパシタの電圧を15Vまで高めればいいので、充電時間がさらに短く、バッテリー接続だと最短45秒、シガーソケットで200秒、USBケーブルだと30分ほどで充電完了します。
また対応車種は6000ccまでのガソリン車と2500ccまでのディーゼル車になります。
もちろん、12Vのクルマでもセルを回すと何の問題もなくスムーズにエンジンが掛かりました。
使ってみた感想は、とにかく簡単だということ。バッテリーに接続する際にプラスとマイナスさえ間違えないように注意すれば、あとは充電完了を待ってクルマのキーを回してセルスターターを作動させるだけ。本体のボタン操作なども、基本的には必要ありません。
注意点は、システム構造上、ハイブリッド車からはキャパシタへ電気をためることができないこと。しかしその場合でも、ハイブリッド車ではないクルマを使ってチャージすることで、対応することが可能です。
バッテリーあがり対策の新定番!ベロフのキャパシターはクルマだけじゃなくボートにも使用可能
実はこのウルトラ キャパシタ ジャンプスターター 24V/12V兼用は、ボートのエンジンにも利用可能です。
たとえばプレジャーボートで海に出てバッテリートラブルでエンジンが再始動ができなくなったとしても、周りに誰もいないのでブースターケーブルで電気を分けてもらうことはできません。
しかし、これさえあれば自力でエンジンを掛けられるので、遭難のピンチから逃れられるというわけです。
クルマや船などバッテリーを用いた乗り物に使用可能なウルトラ キャパシタ ジャンプスターター。コンパクトなサイズで事前準備も必要ない便利なキャパシタは、バッテリーあがり対策の新定番となりそうです。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。