実は雪道もイケるんです! 日産「キックス」はどんな道でも強い味方? 「SUV × e-POWER」の実力はいかに【PR】

2020年6月に登場した日産の「キックス」は、日産としては初となる全車e-POWER搭載のコンパクトSUVです。そんなキックスの雪上性能を試すため、モータージャーナリストのまるも亜希子さんが雪国へ向かいました。果たして、雪上でのキックスの走りはどうだったのでしょうか?

電気で走る次世代のコンパクトSUV 日産「キックス」

 未来的でエッジの効いた新時代の日産らしいデザインと、扱いやすくて頼もしいコンパクトサイズのSUV。この組み合わせだけでもイケてるのに、そこに新感覚のモータードライブができる「e-POWER」が搭載されて、大人気となっているのがキックスです。

 気になっていた、という人も多いのではないでしょうか?

日産「キックス」サンライトイエロー(P)

 キックスは日産初のSUV×e-POWERのモデルですが、実は2WDのみのラインアップということで、あまり雪道を走るイメージがないかもしれません。でもSUVを買うからには、雪道だってアクティブに走りたいと思うもの。

 いったいSUV×e-POWERの実力はどうなのか、実際に雪国へ出かけてきました。

 パッと目に鮮やかなイエローのボディカラーは、銀世界でひときわ美しく映えて、日産のデザインランゲージであるVモーショングリルや、先進的なLEDヘッドライトなど、個性的でクールなフロントマスクも目を惹きます。

キックスの「ゼログラビティシート」は乗る人に合わせた位置調整が可能

シンプルでありながら上質さを感じさせるインテリア
「ゼログラビティシート」はロングドライブでも快適な座り心地を約束してくれる

 運転席に座れば、シンプルなナビ画面やシフトレバーなど、モダンで上質な空間が広がります。

 SUVといえば小柄な女性は運転ポジションが合うかどうか心配かもしれませんが、キックスにはシートの前後&高さ調整や、ハンドルの位置を調節できるチルト&テレスコピックも付いているので、どんな体型の人でもぴったり。

さらに「ゼログラビティシート」と言って、疲れにくさを追求しているというシートも、ふっくらとしたクッションのフィット感が心地よく、座面や背もたれの大きさもゆったりしています。

 スタートボタンを押すと、画面に現れるキックスのイラストがくるりとひと回り。小さくてカチっとした操作感のシフトレバーをDに入れ、雪道を走り出します。

モーターで走るe-POWERだから滑らかで力強い加速を実感できる

最高出力129馬力、最大トルク260Nmを発生させるキックスのe-POWER
キックスのホイールは全車17インチ、タイヤは205/55R17 91Vサイズとなっている

 ガソリン車だと、通常はすごく気を遣うのが雪道での発進。アクセルペダルを踏む右足の力加減をごくごく微量にしないと、タイヤが空転してうまく進んでくれない不安感があるものです。

 でもキックスは、1.2リッターのコンパクトなエンジンを発電専用に搭載し、そこで作った電気を使って100%モーターで走るe-POWER。

 タイヤへの駆動力の伝わり方が安定しているので、雪道でも発進が驚くほどなめらかです。

 溶けかけた柔らかな雪の上でもまったく不安なく加速していく頼もしさを感じつつ、山の上を目指します。ハンドルから伝わる路面の手応えがしっかりあり、モーター走行ならではの室内の静かさで、ザクザクとした雪道ならではの音が気分を盛り上げます。

3つの走行モードの切り替えで思いのままの走りを実現

e-POWERの走行感覚は一度試すとクセになる!

 キックスには走行モードが3つあり、先ほどまではノーマルモード。ここから、「DRIVE MODE」というスイッチを1回押すと切り替わる「Sモード」にしてみます。

「S」はSmartのSで、ノーマルモードと比較して加速のレスポンスは同等ですが、減速力がアップします。さらにこのモードにすると、アクセルペダルのみで加速・減速・停止(※)まで操作できるワンペダル感覚の「e-POWER Drive」になります。

筆者のまるも亜希子

 これは、いちいちアクセルからブレーキに踏み換える“ロスタイム”がなくなり、よりキビキビとした運転ができるようになるので、カーブの続く山道などにピッタリ。

 しかも雪道では、ブレーキペダルで減速をするよりも、車体の挙動が不安定になりにくいという美点があります。

 カーブの手前でアクセルペダルから少し力を抜くだけで減速し、そのまま安定してカーブを抜けたら、またアクセルペダルを踏んでいけばしっかり加速。

 このモードだとだんだん楽しくなってくる上に、減速するたびにエネルギーを回生してくれるので燃費もアップ。エコと楽しさを両立してくれるのがSモードです。

※S(Smart)モードおよびECOモードでは、アクセルペダルOFFによる減速で停車する場合がありますが、ブレーキ力を保持して停車させ続ける機能はないため、停車時はブレーキペダルを必ず踏み込んでください。

e-POWER Driveを使えばワンペダルドライブに近い走りができる

いよいよ雪道へ突入! キックスの実力はいかに?
2WDでもしっかりと雪を掴んでいる感覚が感じ取れる

 続いて、スイッチをもう1回押すと切り替わるのが「ECOモード」。これは減速力はSモードと同等ながら、加速レスポンスがノーマル/Sモードに比べて弱められています。

 でもSモード同様にワンペダル感覚のe-POWER Driveになるので、走りの楽しさはそのままに、より燃費を重視したい時のためのモードです。

 ECOモードにしてみると、確かにアクセルを踏むと最初は少し押し戻されるような感覚があり、加速も穏やかに。でも慣れてくればもう気にならず、快適に運転することができました。

 これで知らないうちに燃費もアップしているなら、なんだかお得。いつもの買い物や送り迎えなど、市街地を走る時や渋滞時、同乗者に優しい運転をしたい時などに良いと思います。

>>日産 キックスを詳しく知る【オフィシャルサイトへ】

日産「キックス」の内外装を詳しくチェック!

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