アップルCEOは100億円…自動車メーカー社長はいくら? トヨタは社長より高給な副社長
役員報酬トップは社長ではなかった!
一般的なイメージでは、会社において社長が最も偉く報酬も高いものと考えられがちです。しかし、巨大企業である自動車メーカーでは、そうでない場合も少なくありません。
実際に、2017年度の日本の自動車メーカーで最も多くの役員報酬を得たのは、トヨタ自動車のディディエ・ルロワ副社長で、その額は10億2600万円です。また、長らく日産のCEOを務めたカルロス・ゴーン氏は毎年約10億円の役員報酬を得ていました。
ディディエ・ルロワ氏は、ルノーでカルロス・ゴーン氏の右腕を務め、1998年にトヨタ自動車からヘッドハントされました。その後、欧州地域での販売強化に尽力。他の市場と比べて成果の出ていなかった欧州市場で業績を伸ばした功績が認められ、2017年に同社史上初の外国人副社長に就任しました。
欧米の世界的企業に比べて、少なすぎるといわれることもある日系自動車メーカーの役員報酬ですが、それでも1億円を超える報酬を得られるというのはやはり夢があるといえます。
【了】
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