55年ぶり復活! 丸目レトロな「新“FR”クーペ」がスゴイ! 700馬力超え×6速MT搭載の高性能モデル! 見た目は「旧車」中身は「最新」な「レボロジー ボス 429」とは
アメリカのカスタムビルダー「Revology Cars」(レボロジーカーズ)は2025年11月20日に、フォードの伝説的名車「マスタング ボス429」を最新技術で復元した「レボロジー ボス 429」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
55年ぶり復活させる!
アメリカのカスタムビルダー「Revology Cars」(レボロジーカーズ)は2025年11月20日に開幕したロサンゼルスオートショーで、フォードの伝説的名車「マスタング ボス429」を最新技術で復元した「レボロジー ボス 429」を発表しました。
1964年にデビューしたマスタングは、手の届く価格帯でありながら、力強いスタイリングと多彩なパワートレインを備えたことから、若い世代を中心に爆発的な人気を獲得。「ポニーカー」と呼ばれる新たなジャンルを切り拓いた存在として、自動車史に名を刻んできました。

そんなマスタング史上で特別な存在として一目置かれるのが、1969年から1970年にかけてわずかに生産されたマスタング ボス429です。レース参戦を目的に開発された大排気量V型8気筒エンジンをホモロゲーション取得のために搭載。それに伴い足回りなども強化されました。
ポニーカーという領域を超え、マッスルカーとしての個性を色濃く打ち出した、その成り立ちと希少性により、現在ではマスタング史上でも屈指のコレクターズモデルに位置づけられています。オリジナル車両はオークションで高額取引されることも珍しくなく、「幻のマスタング」と称される存在です。
こうした伝説的モデルを、現代の技術で再構築したのが、今回発表されたレボロジー ボス 429です。レボロジーカーズはマスタングの再生技術に定評があり、オリジナルへのオマージュを徹底しつつも、中身は現代の高性能スポーツカーとして全面的に刷新しています。
自動スポット溶接、シーム溶接ジョイント、熱硬化構造接着剤を使用して組み立てられた、まったく新しいスチールボディを特徴としており、高い剛性を実現しています。
パワーユニットは、スーパーチャージャーとインタークーラーを備えた最高出力710馬力の5リッターV型8気筒ガソリンエンジンで、6速MTまたは10速ATを組み合わせています。足回りはフロントがダブルウィッシュボーン式、リアが3リンク式で、いずれもアルミ製。現代的な走行性能と快適性を両立しています。
インテリアはレザーとウッドをふんだんに使ったクラシカルな仕上がりです。
価格は39万5000ドル(約6000万円)から。2026年の生産予定台数50台のうち、すでに半分以上の注文が入っているそうです。往年の名車を現代に蘇らせた一台として、世界中のファンから熱い視線が注がれています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































