日産「“新型”コンパクトミニバン」初公開! 3列7人乗りの「“全長4.5m”以下の“ちょうどいい”モデル」! タフなデザインもイイ「グラバイト」印国登場へ
日産のインド法人は2025年12月18日、新型7人乗りコンパクトMPV「GRAVITE(グラバイト)」のティザー画像を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
日産の新型コンパクトミニバン初公開!
日産のインド法人は2025年12月18日、2026年初頭に発売を予定している新型7人乗りコンパクトMPV(マルチ・パーパス・ビークル=多目的車)「GRAVITE(グラバイト)」のティザー画像を初公開しました。
グラバイトは、インドの多様なファミリーニーズを満たすために開発された、Bセグメント(全長4〜4.5m程度のコンパクトクラス)の7人乗りMPVです。車名は「GRAVITY(重力)」に由来します。人を惹きつける存在感や、家族を中心に据えたクルマづくりへの想いが込められています。

エクステリアは日産グローバルデザイン言語に則り、フロント・リアバンパーそれぞれの両側に装着されたC字型のシルバー装飾がアクセントとなっており、水平基調のプロポーションと相まって力強い存在感を放ちます。
インテリアは乗員と荷物の変化に合わせて柔軟に対応できる設計で、毎日の通勤から大家族でのドライブまで、あらゆるシーンで高い満足度をもたらします。
日産は現在、インド市場でコンパクトSUVの「マグナイト」とミドルサイズSUVの「エクストレイル」の2車種を展開していますが、2026年に向けてラインナップ拡充を計画しており、グラバイトはそのひとつとなります。
パワートレインや装備、価格帯などの詳細は明らかにされていませんが、日産はグラバイトを2026年初頭に正式発表・発売する予定です。
インド市場では、実用性とコストパフォーマンスを重視する傾向が強いことから、競争力のある価格設定と装備内容が期待されます。
生産は、マグナイトと同じ、インド・チェンナイ工場です。同工場は今年、日産の持ち株全てがルノーグループに譲渡されたため、日産にとっては事実上のインド生産撤退となりました。ただ、販売・輸出計画に大きな変更はないようで、国内販売と輸出を合わせて年間10万台という野心的な目標を掲げています。
成長が続くインド市場において、グラバイトが日産ブランドの存在感をどこまで高めることができるのか、今後の動向が注目されます。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































