スバルの“高性能4WD”SUV「フォレスター」が注文“殺到”状態に! “低燃費”HEVモデルが「人気ありすぎ」で12月21日にも受注停止か? “イヤーカー”受賞で沸くスバル販売店に寄せられた声とは
納車まで10カ月待ちといわれるほど人気を集めているスバル「フォレスター」のストロングハイブリッド仕様ですが、年次改良の兼ね合いもあって、まもなく受注終了となるようです。販売店の声を聞いてみました。
日本一に輝いた「フォレスター」の人気ぶりがスゴい
2025年12月4日に発表された「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー(通称:COTY)」にて、スバルのフラッグシップSUVである「フォレスター」(6代目)が、「今年を代表する1台」となる大賞、いわゆる“イヤーカー”という栄誉を獲得しました。
60人の選考委員が持ち点を振り分けるCOTYにおいて最高得点を獲得した最新型のフォレスターですが、販売の現場やユーザーからは、どのような受け止め方をされているのでしょうか。
今回はCOTY発表から1週間後のスバルディーラーを訪れ、新型フォレスターの受注状況やイヤーカー受賞の反響などを聞いてみました。

COTYの公式サイトでは、フォレスターがイヤーカーに選出された理由として、「走行性能・実用性・快適性・オフロード性能、そしてスバルが一貫して重視してきた安全性を高い次元で融合」している点を挙げています。
また、「待望のストロングハイブリッド(HEV)を搭載し、走りの愉しさと燃費を両立した“環境配慮型”の水平対向エンジン」をはじめ、「アイサイトX」や「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ(世界初)」も高く評価されています。
ちなみに筆者(のぐちまさひろ)が頻繁に使う幹線道路には、すべての国産メーカーに加え、メルセデス・ベンツ、アウディ、VW、BYDなどの輸入車ディーラーも立ち並ぶ、「ディーラー銀座」があったりします。
そんな販売の最前線である首都圏のとあるスバルディーラーで、話をうかがいました。
営業スタッフによると、COTY受賞の反響は小さなものではないといい、その様子について次のように話します。
「(2025年4月のフルモデルチェンジ)発表時も反響は大きかったですが、今回のCOTY受賞を機に、またユーザーからのお問い合わせが増えた印象です。
また、COTYで日本一と評価されたことは、お客様に対しても契約時の“最後の一押し”になったりもしていますね」
営業スタッフは「これまで以上に自信を持ってオススメできます」と胸を張っていました。
ちなみにフォレスターの購入を決めているユーザーは、キャンプやスノーボードなどを趣味としているアウトドア志向の方はもちろん、安全性や居住性といった“ファミリー目線”を重視している方が多い印象だそうです。
そんな最新型フォレスターの受注状況は好調そのもので、月販2400台という当初の販売計画に対し、2025年4月~11月までの8か月間の累計販売は3万台を突破しています。
現時点での納車見込みは、ガソリンターボ仕様で4か月待ち、HEV仕様は実に10か月待ちとのことです。
HEV仕様に至っては、年次改良(スバル車の多くは年に1度のペースで小改良を実施することが多い)の兼ね合いもあって、今年の12月21日をもっていったん受注終了となると前出の営業スタッフは話します。
予定されている年次改良はわずかな変更に留まるはずですが、昨今の情勢を鑑みると、車両価格の値上げは確実でしょう。
※ ※ ※
なお12月21日受注停止という情報は、あくまで筆者が首都圏のいちディーラーで得た情報であり、他の地域の販売店では在庫や受注状況も異なるかもしれません。詳しい最新の情報については、最寄りのディーラーに問い合わせてみてください。
いずれにせよ、最新型フォレスターのHEV仕様をよりリーズナブルに、より早く(といっても10か月後ですが)手に入れたいなら、今すぐにでも決断した方が良いのは間違いなさそうです。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。





































































































