“6年ぶり復活”のトヨタ「ルミオン」に「新型モデル」登場! “シエンタより大きい”「全長4.4m級コンパクトミニバン」に「ぐっと良くなった」「存在感ある」声も! 新たな南ア「3列7人乗りマシン」が話題に
トヨタ南アフリカ法人は、コンパクトミニバン「ルミオン」の2025年型マイナーチェンジモデルを発表しました。装備や安全性の強化が図られ、国内ユーザーからも注目を集めています。
3列7人乗りルミオン、装備強化で存在感アップ
2025年11月24日、トヨタ南アフリカ法人はコンパクトミニバン「ルミオン」の2025年型マイナーチェンジモデルを発表しました。
新装備や改良点に注目が集まり、ユーザーからも多数の反響が寄せられています。
ルミオンと聞けば、国内では2007年に登場し2015年に生産終了となった「カローラ ルミオン」を思い浮かべる人も少なくありません。

ワイドな3ナンバーボディと個性的なスタイルを備え、1.5リッターと1.8リッターのガソリンエンジンを搭載。後期型ではバルブマチック付き「2ZR-FAE」型への刷新など改良を重ね、独自の存在感を放ち続けました。
その名が再び脚光を浴びたのは2021年。海外市場で“ルミオン”が復活し、姿を3列7人乗りのコンパクトミニバンへと変えて登場しました。
展開地域は南アフリカやインドなど新興国市場で、スズキ「エルティガ」をベースとしたOEMモデルとして供給されています。日本のミニバンで定番のスライドドアではなく、ヒンジ式ドアを採用する点も特徴的です。
ボディサイズは全長4420mm×全幅1735mm×全高1690mm、ホイールベースは2740mmと「シエンタ」よりひと回り大きく、ファミリー層に適したパッケージとなっています。
今回発表された最新モデルでは、エクステリアにリアバンパーとコンビネーションランプの新デザインを採用し、ルーフエンド&サイドスポイラーを全グレード標準装備化。
先行して導入されていたブラックメッシュグリルと相まって、より力強い印象を与えています。
インテリアではミドルグレード「SX」に2列目用USB Type-Cポートを追加し、最上級「TX」では2列目と3列目の両方に充電ソケットを備えるなど、利便性を高めています。
パワートレインは従来通り1.5リッターガソリン「K15B」型を搭載し、最高出力104馬力・最大トルク138Nmを発揮。5速MTと4速ATが選択可能で、燃費は約16.12km/L、最高速度はMT車175km/hとなっています。
安全面ではサイド&カーテンエアバッグを全車標準化。3列目ヘッドレストを2個から3個へ増やし、2列目中央席のシートベルトも3点式へと進化しました。
価格は南アフリカ市場で30万7900ランド(約270万円)から40万3600ランド(約360万円)に設定されています。
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ユーザーからは「リアまわりが精悍になり印象がぐっと良くなった」「存在感があるのがいい」といったデザイン面での評価が寄せられています。
一方で「スライドドアじゃないのは残念だが価格を考えれば納得」「270万円からなら手が届きやすい」といったコスト面での声も目立ち、実用性と価格のバランスに好意的な反応が見られます。
最新の改良を受けたルミオンは、南アフリカ市場においてファミリー層を中心に存在感をさらに高める一台となりそうです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。





























































