トヨタ斬新「“3列6人乗り”SUVミニバン」に大反響!「アウトドアに強いって最高~!」「こんなミニバン魅力的すぎる…」の声も! “前後”に開く「観音開きスライドドア」採用した超タフ車「クロスバンギア」がスゴイ!
トヨタ車体が「ジャパンモビリティショー2023」に出展して話題を呼んだ「クロスバンギアコンセプト」とは、一体どのようなクルマだったのか、その意義と、現在見られる反響を取り上げます。
トヨタ斬新「“3列6人乗り”SUVミニバン」に大反響!
2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、未来のモビリティが多数展示され話題となり、それと同時に、過去のモーターショーで発表された先見的なコンセプトカーの魅力も、改めて評価されています。
本記事では、トヨタ車体が「JMS 2023」で披露し、今なお根強い支持を集めるミニバン、「クロスバンギアコンセプト(以下、クロスバンギア)」の意義と、現在見られる反響を取り上げます。

クロスバンギアは、トヨタ車の企画・開発・生産を担うトヨタ車体が、「ミニバンとSUVのメリットを融合させた新たなカテゴリ」として開発したモデルです。
「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン」というコンセプトのもと、従来のミニバンには無かったタフな魅力と、圧倒的な使い勝手を両立させました。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mmの堂々としたサイズ感で、6人乗車が可能。
エクステリアは、角張った形状とツヤ消しブラックのバンパーおよびフェンダー周りによって、四角いボディに力強いSUVの印象を強調しています。
また前後ドアには“観音開き”式のスライドドアを採用しながらも、一般的なスライドドアのようなレールが見えない意匠は、デザイン面での大きな見どころでした。
さらに、Bピラーが存在しない大開口ドアを採用することで、自転車や釣り竿といった大型の趣味のアイテムの積み下ろしを容易にしています。
インテリアは、シンプルにまとめられた運転席周りに対し、明るいソファーのようなシートと開放的な天井が相まって、まるでリビングルームのような空間を確保しています。
くわえて、3列シート車ながら、助手席の回転や2列目をテーブルとして活用するなど、使用用途に応じて6つのパターンにシートアレンジが可能。驚異的なユーティリティを誇りました。
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このような特徴を持つクロスバンギアに対し、SNSなど市場からの反響は非常に大きなものとなっています。
まず、「めっちゃ欲しい」「アウトドアに強いって最高じゃ~ん!」「早く発売してくれないかなぁ…」「これ発売したら仕事中でもディーラーに駆け込む」「デザインも機能性も好み。こんなミニバン魅力的すぎる…」といった、デザインとコンセプトに心底魅了されたユーザーからの切実な声が上がっています。
特に興味深いのは、その市販化を信じて購買行動を我慢しているユーザーの存在です。
「早く発売してくれーーー」「発表からずっと待ってるんだけど?」「早く販売してくれないと三菱『デリカ』買っちゃうよトヨタさん!」といったコメントが示すように、クロスバンギアが魅力的すぎるあまり、他のクルマへの乗り換えを現在も躊躇している様子が伝わります。
しかし、残念ながら「2025年後半に発売されるかも!?」というネット上の噂は実現せず、JMS2025でもクロスバンギアの続報や関連する発表はありませんでした。
とはいえ、多様化するライフスタイルを楽しむシーンを想定して誕生したクロスバンギアは、出展から約2年が経過した今も市場の潜在的なニーズを掘り起こし続けており、同車の購入を望むユーザーにとっては、もどかしい時期が続くことになりそうです。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。

























