約594万円! スバル「新オフロードSUV」がスゴい! タフな悪路性能×ワイルドすぎる斬新デザイン採用! 本格仕様の「フォレスター ウィルダネス」米国モデルとは!
スバル「フォレスター」のオフロード仕様として「ウィルダネス」グレードが米国で設定されています。現行の6代目モデルでも新設定されたのですが、どのような特徴があるのでしょうか。
タフな悪路性能×ワイルドすぎる斬新デザイン採用!
2025年8月、スバルが北米市場向けに展開している「フォレスター」の2026年モデルを発表しました。
今回のアップグレードでは基本性能と安全性能の向上が図られました。さらにフォレスターの新グレードとなる「ウィルダネス」が追加され、注目を集めています。

フォレスターは1997年から販売されているクロスオーバーSUV。日本だけでなく北米でも1997年から販売されており、北米での現行モデルは2024年のフルモデルチェンジで登場した6代目となります(日本では2025年に発売)。
6代目フォレスターのボディサイズは全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmと、いわゆるミドルサイズで、北米向けクロスオーバーSUVの中では比較的コンパクト。そのサイズを活かした取り回しの良さが特徴です。
駆動方式はシンメトリカルAWDを採用。パワートレインは、エンジンとモーターを組み合わせたストロングハイブリッドシステムを搭載しています。
ストロングハイブリッドに用いられているエンジンは、2.5リッター水平対向4気筒直噴DOHC(システム最高出力182hp)。トランスミッションは、ファイナルギア比をローギア化したスバル独自のチェーン式無段変速機「リニアトロニック」で、優れた走行性能と燃費性能を生み出します。
米国仕様の6代目フォレスターは幅広いグレードがあるのも魅力のひとつ。基本となる「ベース」グレードのほか、スポーツグレードの「スポーツ」、機能性の高さが特徴の「プレミアム」、高級感を高めた「リミテッド」、最上級グレードの「ツーリング」と、充実のラインナップです。
そして、今回の2026年モデルから、新たなグレードとしてウィルダネスが追加されました。
ウィルダネスは「本格的なオフロード仕様」という位置付けの北米専用のグレードで、「アウトバック」「クロストレック」といったスバルのほかのSUVにも用意されています。
先代フォレスターにも設定されていましたが、ついに現行モデルにも追加となりました。
オフロード仕様ということで、車体の各部に樹脂プロテクションを装着。さらにフロントのLEDフォグランプを六角形の専用タイプに変更するなど、エクステリアがさらにタフなイメージになっています。また、高性能なルーフレールが標準装備という点も魅力です。
加えて、悪路でも高い走行性能が発揮できるよう、タイヤをオールテレーンタイヤに変更し、最低地上高も約23.6cmにアップ。さらにリニアトロニックもウィルダネス用に専用のチューニングが施されました。
けん引能力も向上しており、フォレスター史上最大となる3500ポンド(約1587kg)を実現。ちなみにフロントとリアに装着されたけん引フックのカバーはウィルダネス専用のものが装着されています。
フォレスター ウィルダネスの米国での価格は3万8385ドルから、日本円で約594万円からです。
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現状は北米向けフォレスターのみに設定されているグレードですが、走行性能はもちろん、タフなイメージのエクステリアも魅力的です。
2025年10月29日に開幕した「ジャパンモビリティショー2025」では、新型となった「アウトバック ウィルダネス」とともにフォレスター ウィルダネスの実車が日本で初公開され、話題となっています。
ぜひ国内向けのフォレスターにもウィルダネスが追加されることを期待したいところです。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。








































































