新車227万円! スズキ「“新”ジムニーシエラ」発表で“注文殺到”状態に!? 新デザインの“5ナンバーボディ”に待望の「ACC搭載」 最新仕様は「すでに1年半以上」納車待ち事態に

スズキ「ジムニーシエラ」の一部仕様変更モデルが発表されました。最新の納期などはどうなっているのでしょうか。

ACC搭載&先進機能強化で「もう1年待ち」

 2025年10月、スズキは「ジムニー/ジムニーシエラ」の一部仕様変更を実施し、11月4日より発売すると発表しました。

 このうち小型車版となるジムニーシエラの気になる納期について、スズキディーラーに問い合わせてみました。

新「ジムニーシエラ」一部仕様変更モデルの納期は?
新「ジムニーシエラ」一部仕様変更モデルの納期は?

「ジムニー」シリーズは2018年7月に現行型の4代目がデビューしました。ジムニーは660ccターボエンジンの軽自動車で、ジムニーシエラは1.5リッターエンジンとワイドボディをもつ小型車(5ナンバー車)です。

 クラシカルな丸形ヘッドライトやスクエアなボディデザインを採用したほか、新開発のラダーフレームに、「FRレイアウト」「副変速機付きパートタイム4WD」「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」といったジムニー伝統の車体構成を継承。

 さらに、ブレーキLSDトラクションコントロールを搭載するなど、走破性能もさらに高めています。

 現行型では折からのアウトドアレジャーブームにより、発売直後から多数の受注を獲得。また愛らしいデザインも相まって、これまで以上に女性ユーザーからも支持され、高い人気を誇ります。

 2025年1月には、インド製の5ドアロング仕様「ジムニー ノマド」が登場し、輸入販売が実施されていますが、ジムニーシエラおよびジムニーは湖西工場(静岡県湖西市)で生産されています。

 デビューから7年が経過した現在もさまざまな仕様変更が行われており、今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、車線逸脱抑制機能を標準装備。

 そのほか、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、後方誤発進抑制機能、コネクティッドサービス「スズキコネクト」に対応するなど、安全機能と快適装備がより充実しています。

 今回の一部仕様変更によってジムニー/ジムニーシエラは「5型」となり、安全装備が追加されたことよって、ごくわずかですがフロントバンパーの形状に変更点が見られます。

 仕様変更前とグレード構成は変わらず、車両本体価格は「JL」が227万1500円、「JC」が238万5900円となっています。

 なお、今回の一部改良から5速MTと4速ATの価格が同一となりました(これまでは4速ATの方が10万円ほど高い設定)。

 参考までに、2024年2月に実施された一部改良時の車両本体価格が196万2400円から218万3500円であったことを考慮すると、20万円〜30万円の値上げです。

 デビュー以来、高い人気を誇るジムニーシエラ、一部改良後の納期について、10月下旬に首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。

「一時期はご注文をジムニーノマドに変更されたお客様がいらっしゃったこともあり、半年程度でお届けできたときもあったのですが…。現在は1年半程度、お待ちいただくことをお伝えしております。

 今回の一部改良でACCが装備されたことで、改良型のジムニーシエラが欲しいというお問い合わせもいただいたのですが、バックオーダーがいったんリセットされてしまう(ふたたび納期が延びる)ことをお伝えしたところ、改良前のモデルで(そのままキャンセルせずに)行くというお客様もいらっしゃいました。

 ACCは、1度便利さを知ってしまうと手放せない装備だけに、お気持ちはとてもよく理解できるのですが…」

 また、別のスズキディーラーにも問い合わせてみました。

「一時期、ご納期が短縮されたこともあり、他メーカーさんのSUVと比較のうえご検討いただくお客様もいらっしゃいました。

 現在は納期が延びつつあり、現在はだいたい1年半待ちを見ていただいております。

 ごくまれにですが、キャンセル枠が出ることがあります。

 この場合、順番にお声掛けしていくので、短時間でご決断いただくことになってしまいますが、少しはご納期が早められると思います」

 1年半という納期は確かに長いですが、待ってでも手に入れる価値があるクルマなのは確かです。

 待ちきれない場合は中古車という手もありますが、プレミア価格の個体が多く、悩ましいところです。

【画像】超カッコいい! これが「新ジムニー」です! 画像で見る(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー