ザ・王道! トヨタ 5代目クラウンは先代の反省を活かした保守的デザイン

クラウンといえばトヨタが誇る高級セダンで日本における高級車の代名詞的なクルマですが、革新的な4代目の後の5代目は王道中の王道と言えるデザインを採用し、比較的保守的にまとめられました。

排ガス規制強化、時代の流れに翻弄されたモデル

 5代目クラウンは、消費者のニーズに合わせたクルマということもあり、順調な売れ行きを見せました。しかし、当時世界的に環境問題が深刻化していった時代でもあり、米国では通称マスキー法と呼ばれる厳しい自動車環境規制法が成立、トヨタを含む自動車メーカーが対応を迫られていました。

5代目クラウン

 日本でもその流れは進み、年々排出ガス規制が厳格化されていきました。同時代の多くのモデルがそうであったように、5代目クラウンも毎年のように年次改良を行い、規制へ対応していくことになります。

 エンジンの基本構造を変更するには多大なる時間と予算が必要となるため、対応部品を後付けすることで規制に対応する方法をとりましたが、そのたびに乗り味が変化するなど、時代の流れに翻弄されたモデルでした。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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