トヨタ「ランドクルーザー“240”」初公開!? 全長4.5mの「ちょうどいいサイズ」&160馬力超え「2.7リッター“直4”」採用! カクカクボディの「FJ」が販売店でも話題に

トヨタは、新型「ランドクルーザーFJ(以下、ランクルFJ)」を世界初公開しました。さっそく販売店でも関心が高まっているようです。

新型ランクルFJに早くも反響続々!

 2025年10月21日、トヨタは、新型「ランドクルーザーFJ(以下、ランクルFJ)」を世界初公開。同年10月29日には、ジャパンモビリティショー2025の会場にて一般向けの初公開も行われました。

 ランクルシリーズの新たな選択肢として登場したランクルFJですが、さっそく販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

240なの!?
240なの!?

 ランドクルーザー(以下、ランクル)は1951年に誕生したBJ型を起点に、70年以上にわたり世界中の道を走り続けてきたトヨタの象徴的な本格SUVです。

 現行モデルは「300」「250」「70」の3シリーズで展開されており、それぞれが異なる使命を担っています。

 そんななか、今回発表された新型ランクルFJは、ランクルシリーズに新たな価値軸「Freedom & Joy」を加えるモデルとして登場しました。ジャパンモビリティショー2025の会場で展示された車両には「TRJ240」の車台番号が刻まれ、一部では“240”などと呼称されています。

 プロトタイプの情報によれば、ボディサイズは全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mmで、2列シート・5人乗り。

 ホイールベースは2580mmで、最小回転半径は5.5mと取り回しにも優れています。悪路走破性を重視しながらも、都市部での使いやすさも意識した設計です。

 エクステリアはサイコロをモチーフにした直方体ボディに、角を落とした面取り構成を採用し、無駄のない塊感と遊び心を両立。またフロント・リアともに分割式バンパーを採用し、修理性とカスタマイズ性にも配慮されています。

 インテリアは水平基調のパネル構成と高視認性のモニター配置により、運転時の安心感を高めています。

 搭載されるエンジンは2.7リッターガソリン(2TR-FE)で、最高出力は163PS。トランスミッションは6 Super ECT、駆動方式はパートタイム4WD。

 安全面では、Toyota Safety Senseも搭載され、プレクラッシュセーフティなどの先進安全機能を標準装備。

 さらに、今後は地域ごとのニーズに応じたカスタマイズオプションの導入も予定されており、アウトドアや日常使いに合わせた多様な展開が期待されています。

※ ※ ※

 販売店では、さっそくランクルFJへの関心が高まっているようです。都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「さっそく多くのお問い合わせをいただいています。

 アウトドア好きの方はもちろんですが、街乗りでも映えるデザインだと感じている方が多くて、『普段使いでも乗りたい』という声もあります」

 ランクルファンをはじめ、幅広い層のユーザーから注目を集めている様子がうかがえます。

 別の販売店スタッフも、「若い方からご年配の方まで、幅広い層からお問い合わせをいただいています。ただ、価格や発売時期についてはまだ正式な情報がおりてきておらず、ご案内できる段階ではないんです」と話します。

 また「2025年のモビリティショーで実車が見られるとお伝えすると、皆さん『絶対見に行きます!』とおっしゃいますね」とも話していました。

 なお、ランクルFJは2026年の日本発売を予定しています。シリーズに加わる新たな一台として、今後どのような存在感を放っていくのか、注目が集まっています。

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