“トランスフォーム”する電動バイクの“新“モデル! ICOMA「タタメルバイク」の進化系「プラス」がジャパンモビリティショー2025に登場! その特徴は?

今後のICOMAのものづくりにも期待!

“トランスフォーマー”のプロダクトデザイナーの経歴を持つ生駒さんは、変形する物が大好きで、 2015年頃に、海外製の折り畳み式電動バイクを見て「僕だったらもっとカッコ良く、面白く変形させるのになぁ」と自宅で開発をはじめて、タタメルバイクが完成しました。

 全て自社設計・自社開発で金型は使用せず、板金曲げとボルト締結を用いてフレーム強度を図っています。外装パーツは3Dプリンターを多用することで内製が可能になり、製造コスト面での工夫がなされています。

タタメルバイクを畳む工程。比較的、簡単なステップで折りたたみ可能です
タタメルバイクを畳む工程。比較的、簡単なステップで折りたたみ可能です

 また、ICOMAの車両開発では、先ずは“おもちゃ”を作り、立体的な視点から検証や改良をします。タタメルバイクも必要なパーツを3Dプリンターで作って組み立てて、走らせたり、折り畳んだりを検証して、その結果を実車に落とし込む手順も、ICOMAの拘りです。

 これはもう、“おもちゃが乗れるようになった”と言っても過言ではないですよね。

 最近では、トヨタ「boost me」の開発に携わるなど、活躍の場を広げています。ICOMAの奇抜な発想と、製作熱意で今後もワクワクする車両の登場に期待するボクでした。

タタメルバイク主要諸元
●全長×全幅×全高:1230×650×1000mm (折り畳み時:690×260×690mm)
●シート高:710mm
●ホイールベース:880mm
●最低地上高:110mm
●車体重量:63kg
●原動機:インホイールモーター
●定格出力:0.6kW
●最大出力:2kW
●最高速度:約45km/h
●一充電航続距離:≦30km
●駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
●バッテリー電圧/容量/充電時間:51.2V/12Ah/約3h
●ブレーキ:F/ドラムブレーキ R/機械式ディスクブレーキ

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Writer: 近藤スパ太郎

タレント/プロデューサー。 中型免許、大型二輪免許、小型船舶2級・特殊免許を持つ乗り物好き。ハーレーでアメリカのルート66を全走破し、ロシアンラリー二輪部門出場やチベットチョモランマツーリングなど芸能界きってのバイク好き。
堺正章氏の付き人時代には、ベントレー8やターボ、マセラティ・クアトロ・ポルテ、グランド・ワゴニアなどを仕事で運転していた経歴もある。芸名はクルマ・バイク好きとして知られていた故・伊丹十三監督に、映画「スーパーの女」に出演した時に命名された。
環境番組のパーソナリティを担当して以来、電動モビリティや、環境に配慮した次世代技術に興味津々。俳優・MC・リポーターのほかWebメディアSPANGSSの運営や、制作・芸能プロダクションSPANCHOOSの代表も務める。

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