トヨタが“約320万円”の新「カムリ」“発表”し話題に! “迫力ウィング”搭載のスポーティモデル「スポーツライト」に「似合う」の声も! 最新サメ顔な中国の「ビッグなセダン」に熱望の声
2026年モデルの「カムリ」が中国で発表されました。日本ではすでに販売終了となった車種ですが、その新展開に対し、国内ユーザーからも注目と反響が集まっています。
新カムリに驚きの声
トヨタと中国・広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2025年9月23日、現地で生産している4ドアセダン「カムリ」の新たな2026年モデルを発表しました。
日本ではすでに終売となった車種ですが、今回の発表に対して国内ユーザーからもさまざまな反応が寄せられています。

カムリは1980年、2ドアスペシャリティカー「セリカ」から派生した4ドアセダン「セリカカムリ」として誕生しました。
当初はFRレイアウトを採用していましたが、1982年のフルモデルチェンジでFF化。広い室内空間が評価され、アメリカをはじめとする海外市場へと展開されていきました。
日本では2023年、10代目をもって生産・販売が終了しましたが、海外では11代目が登場し、特に車内の広さが求められる中国市場で高い人気を維持しています。
基本はオーソドックスな4ドアセダンながら、最近のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」デザインを採用し、スポーティかつ先進的な印象を与えています。部分的なデザイン変更により3タイプが展開され、そのうち1つは中国専用となっているのも特徴です。
ボディサイズは全長4915mm×全幅1840mm×全高1445mm、ホイールベースは2825mm。パワーユニットは2リッターガソリン、2.5リッターガソリン、2.5リッターハイブリッドの3種類が設定されています。
今回発表された2026年モデルでは、新グレード「スポーツライト」が追加されました。2リッターガソリン車「デラックス」をベースに、リアスポイラーや18インチホイールを標準装備し、視覚的な低重心感を強調しています。
価格は19万1800元(約390万円)ですが、当面は15万8800元(約320万円)のバーゲンプライスで販売され、全グレード中で最も安価なエントリーグレードとなります。
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こうした新型カムリの発表に対し、日本のユーザーからはさまざまな声が上がっています。
まず「このデザイン、国内でも絶対ウケる」「カムリ復活してくれ」といったコメントが目立ち、販売終了を惜しむ声とともに、日本への再導入の期待が高まっています。
またスポーツライトグレードについて、「カムリにスポイラーって意外と似合う」「セダンでもちょっと遊びたい気持ち、わかる」といったコメントが並び、落ち着いたイメージのカムリに新しい方向性を感じるユーザーも多いようです。
なお、中国市場ではBEV(バッテリー電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)などのNEV(新エネルギー車)が主流となりつつありますが、カムリは充電インフラに依存しない利便性と、実用燃費に優れたHEVの強みを活かし、成熟した信頼性で勝負をかけています。
スポーツライトの追加と価格施策により、NEVシフトが進む市場の中でも、定番セダンとしての選択肢をしっかり確保する構えです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。













































































