スズキ「ジムニー」新旧試乗比較! 新型は旧型に比べて何が変わったのか?

20年ぶりに劇的な変化を遂げたスズキ「ジムニー」ですが、先行公開されたティザーサイトでは、多くの伝統継承を謳っています。果たして、新型は旧型に比べるとどのように変わったのでしょうか?

スクエアデザインが人気復活のカギとなるか?

 まるで、2代目ジムニー(SJ型/JA型)を彷彿とさせる、スクエアなデザインに変貌した4代目「ジムニー(JB64型ジムニー)」と「ジムニーシエラ(JB74型)」は2018年7月5日に発売となりました。古き良き時代のクロスカントリー4WDを思わせるフォルムは、国内外で非常に好評を博しており、早くも納期は1年待ちとも。海外では「Baby G」(G=メルセデス・ベンツGクラス)の呼び声も聞こえてきます。

今回フルモデルチェンジした4代目「ジムニーシエラ」

 20年前に3代目ジムニーが登場した時は、SUVムーブメントが加速している頃だったこともあり、乗用車ライクなデザインを採用。しかし、時代が流れて「ホンモノの道具感」が好まれるようになり、タフな4WDを体現したカタチとなりました。

 ですが、このカタチは伊達ではありません。オフロードでの見切りの良さや車両感覚の掴みやすさなど、総合的に考えた結果、スクエアな形状になっています。

 実際に運転席に座ると3代目ジムニーよりも前後左右の視認性が格段に向上。オフロードでは、障害物にギリギリまで寄せることができるようになりました。

 また、ジムニーの伝統的なメカニズムとして、「ラダーフレームボディ」、「リジッドアクスル式3リンクサスペンション」、「縦置きエンジンFRレイアウト」、「副変速機付きパートタイム4WD」がありますが、すべてが旧型の技術というわけではありません。

「ラダーフレーム」は、完全な新開発となり、Xメンバー1本、クロスメンバー2本を追加。さらに、ボディマウントの衝撃吸収も向上させたと言います。ちなみに、フレームのねじり剛性は旧型比で1.5倍ということですから、走行安定性や乗り心地の根幹となる部分をイチから見直したことがよくわかります。
 
 サスペンションの見た目サイズは、3代目ジムニーと同じように見えますが、コイルバネレートはもちろんのこと、ダンバーの内部構造を変更することで、容量の大きなものを装着したのと同じ減衰力効果を狙っています。

進化したサスペンション

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