全長4.9m! トヨタ最新「カムリ」が凄い! “FF最大・最上級”の「ビッグセダン」がカッコイイ! 高級感あふれる“走り”を実現した「11代目モデル」海外仕様とは!
かつてトヨタが国内販売していた「カムリ」は、海外で独自の進化を遂げて、今も販売され続けています。
全長4.9m! トヨタ最新「カムリ」が凄い!
トヨタ「カムリ」は、初代モデルが1980年に登場しました。
人気のスポーツカー「セリカ」のセダンタイプという位置付けで開発され、この初代モデルは1982年まで販売。
その後、1982年に2代目、1986年には3代目と順調にモデルチェンジを行い、国内では2024年まで合計10世代を展開しました。

残念ながら2024年で10代目の国内販売は終了となり、国内では後継モデルも登場せず、日本市場におけるカムリの歴史は幕を閉じています。
しかし海外では、この販売終了となった10代目の後継となる11代目カムリが登場。
アメリカやオーストラリア、中国、インドなどで引き続き販売が行われています。
海外専売モデルとなった11代目カムリは、過去シリーズ同様に4ドアセダンタイプのボディを採用。
プラットフォームはGA-Kプラットフォームで、全長4885-4905mm×全幅1840mm×全高1455mmと、トヨタのセダンでは「ミライ」に近いビッグサイズです。
エクステリアは、近年のトヨタ車に共通するお馴染みの「ハンマーヘッド」を採用したフロントマスクが大きな特徴。
新設計のバンパーも相まって、シャープさと力強さを兼ね備えたデザインに仕上がっています。
インテリアには、ソフトレザーシートや大型マルチインフォメーションディスプレーを採用し、洗練された高級感のある造りです。
そんな11代目の現行カムリの大きな特徴のひとつが、パワーユニットにあります。
過去モデルはガソリンエンジン搭載モデルがメインでしたが、11代目はハイブリッドモデルをメインに変更。
2.5リッターエンジンとモーターの組み合わせにより、システム最高出力はFFモデルが225馬力、AWDモデルは232馬力を発揮し、トランスミッションはDirect Shift-CVTを採用します。
また、中国では2リッターハイブリッド仕様と、2リッターガソリンエンジン仕様も展開しています。
そのほか、車線逸脱防止システムやToyota Safety Sense 3.0を搭載するなど、安全機能・運転支援機能も現代に合わせて強化されているのもポイントです。
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このように、日本では途絶えてしまったカムリの系譜は、アメリカや中国など海外において、今もなおその歴史が紡がれています。
カムリのファンとしては、また再び日本市場に復活することを期待してしまうほど魅力的なセダンです。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。





































































