新車147万円で「4人」乗れる! 三菱「“新”軽ワゴン」に大注目! リッター23kmも走る“低燃費”&シンプルデザインで十分です! 日常のアシにピッタリな「eKワゴン」改良型とは
三菱自動車が発表した「eKワゴン」の一部改良モデルは、どのようなところが変わっているのでしょうか。
使いやすさと安心感を両立
三菱自動車は2025年7月24日、軽ハイトワゴン「eKワゴン」の一部改良モデルを発表しました。同日に発売しています。
今回の改良では、どのようなところが変わったのでしょうか。

eKワゴンは、日常の使いやすさに配慮した軽ハイトワゴンとして2001年に登場しました。2020年11月末には、累計販売台数110万台を超えるなど、継続的な支持を得てきたモデルです。
現在販売されているモデルは4代目にあたり、2019年3月にフルモデルチェンジを受けて発売されました。日産との合弁会社NMKVによる企画・開発のもと誕生し、日産では「デイズ」として販売しています。
現行型では新しいプラットフォームやパワートレインの採用に加え、先進運転支援システムの充実化など、クルマとしての熟成を図っています。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1650mm(2WD車の場合)で、ホイールベースは2495mmです。
エクステリアは、「THE CUTE CHIC(キュート・シック)」をコンセプトとし、水平基調のグリルやシンプルな面構成によって、落ち着いた印象を与えるデザインになっています。
インテリアでは、ライトグレーを基調にした室内にボリューム感のあるシートが採用され、水平基調のインパネにより前方視界を確保。エアコンパネルはタッチパネル式となっています。
パワートレインは最高出力52PS・最大トルク60Nmを発揮する660ccの3気筒エンジンを搭載。CVTを組み合わせ、駆動方式はFFをベースに4WDも用意します。燃料消費率はWLTCモードで2WD車が23.2km/L、4WD車が21.0km/Lです。
先進安全装備としては全車に「三菱e-Assist」を搭載。衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報システムなどが採用され、安心感を高めています。
さて、そんなeKワゴンですが、今回どのように改良されたのでしょうか。まず最大の変更点は、先進安全装備の一部機能に関する法規対応です。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)において、警告灯の制御および警告表示を変更・追加するなどの見直しが行われています。
また価格も変更されており、従来モデルから4万6200円の値上げが実施されています。
ラインナップは変更なく、ベーシックな「M」と、オートエアコンや収納類の充実化、スマートキーなどを備える上級モデルの「G」の2本立てです。
一部改良を行った新eKワゴンの価格(消費税込)は、Mが146万8500円(4WDは160万500円)、Gが155万1000円(4WDは168万3000円)となっています。
デザインや装備に大きな変更点はないものの、機能の見直しにより、今後も継続的な販売が見込まれるモデルといえそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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