“2リッター”エンジンで「400馬力」超え! ホンダの「コンパクト“MR”スポーツカー」がスゴイ! 899kgの「超軽量マシン」スポーツVGTに熱望の声

ホンダが開発した仮想スポーツカー「スポーツVGT」が、注目を集めています。グランツーリスモ内に登場するこのモデルは、実車級の性能とデザインで幅広い層から支持を得ています。

空力と造形美を両立したエクステリアデザイン

 レースゲームシリーズ「グランツーリスモ」は、ソニーが20年以上にわたり展開している人気タイトルです。

 ゲーム内では、世界各国の自動車メーカーと共同開発したオリジナルモデル「ビジョン グランツーリスモ(以下VGT)」が登場しますが、中でもホンダが手がけた仮想スポーツカー「スポーツVGT」が注目を集めています。

コンパクトでミッドシップで400馬力!
コンパクトでミッドシップで400馬力!

 レースゲーム、グランツーリスモは、1997年に初代が発売されて以来、実車さながらの挙動が話題となり、人気シリーズへと成長してきました。2022年には誕生25周年を迎え、最新作「グランツーリスモ7」が登場しています。

 ゲーム内では、世界各国の自動車メーカーと共同開発されたオリジナルモデルが登場します。そのなかで、2017年11月にホンダが協力して制作したと公開されたのがスポーツVGTです。

 スポーツVGTは、ホンダの「Human Center Design」をコンセプトに掲げ、人の乗せ方やエンジン・タイヤの配置など、車両の骨格を構成するパッケージデザインにその思想が反映されています。

 ボディサイズは全長4250mm×全幅1845mm×全高1195mm。参考までに、ホンダが2022年まで生産していた高性能スポーツカー「NSX」は、全長4535mm×全幅1940mm×全高1215mmであり、それよりも一回り以上コンパクトな設計となっています。

 外観は、低く幅広いフォルムに加え、力強く張り出したフェンダーや造形美を備えたホイール、空力性能を意識したエアインテークなど、スポーツカーらしい迫力を備えています。

 インテリアには、F1マシンを彷彿とさせるステアリングホイールと、ホールド性の高いレーシングシートを採用。走行時の没入感を高める設計となっています。

 パワートレインには、2リッター直列4気筒ターボエンジンと8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を組み合わせたユニットを搭載。最大出力は409馬力、最大トルクは40.8kgf-mを発揮します。

 駆動方式はMRで、車体重量は899kg。カーボン素材の活用と風洞テストにより、空力性能も実車並みに仕上げられています。

 ホンダは「Power of Dreamsを体現した1台」と位置づけており、ゲームの枠を超えた本格的なモデルとして注目されています。

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 スポーツVGTに対しては、「フェンダーの張り出しがかっこいい」「空力重視の造形がリアル」といった、外観の完成度を評価する声が多く寄せられています。

 また、「グランツーリスモで一番乗っている」「挙動がリアルで気持ちいい」など、実際のプレイ体験を通じた感想も見られるほか、「実車化してほしい」といった期待の声も上がっています。

 仮想空間でありながら、実車さながらの性能と造形を追求したスポーツVGTは、多くのユーザーに強い印象を与えており、今後の展開にも注目が集まりそうです。

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Writer: シープロダクション

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