約211万円で7人乗り! トヨタ「新シエンタ」は最安グレードがスゴい! “オーディオ無し”の超シンプル設定も「むしろ良い!」 カラー“4色のみ”でも「積極的に選ぶべき」理由とは
やや気になる装備差もあるが大きな問題ではない
ただ実際に使用していく中で、Gグレードとの差が気になる部分もいくつかあります。
まずスライドドアの仕様です。

Gグレードはデュアルパワースライドドアなのに対して、Xグレードは助手席側のみパワースライドドアとなります(運転席側は手動で開け閉め/オプション設定もなし)。
また、アームレスト部分にファブリック巻きが無く、プラスチック素材となるのもXグレードのみの特徴です。
ディスプレイオーディオは標準搭載されず、カバー付きのオーディオレス仕様で、スピーカーは2つだけ搭載されます。
さらにボディカラーもXは単色のみ全4色で、Gの9色(うち2トーンカラー2色)とは選択肢も狭まります。
ただXグレードを使用する際、こうしたポイントが気にならないユーザーは、買い得感を全面に感じることが出来るでしょう。
後席への乗り降りは助手席側からしかほとんどしないから、パワースライドドアドアは助手席側だけでOKといった人や、オーディオも自分好みのものを取り付けるから問題無しということであれば、Xグレードでも十分です。
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ライバルのホンダ「フリード」の最廉価グレード「AIR」は262万3500円。
トヨタのミドルクラスミニバン「ノア」でも最廉価グレードの「X」は283万300円となっており、シエンタの価格競争力は圧倒的なモノとなっています。
コンパクトな7人乗りにできるだけ安く乗りたいという願いを叶えるなら、シエンタのXグレードで決まり。
国産最安ミニバンの実力は、価格以上です。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

































































