リッター“23km”走る! ホンダ新「“軽”ワゴン」発表! カクカクデザイン&広びろ内装採用! 黒すぎる「ブラックスタイル」も登場の「N-WGN」が販売店でも話題に
ホンダは、軽自動車「N-WGN」の新たな一部改良モデルを発表しました。販売店では、さっそく安全装備の強化や新デザインが好評で、幅広い層から注目を集めているようです。
ホンダ新「N-WGN」登場に早くも注目!
ホンダは2025年9月25日、軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」の一部改良モデルを発表しました。
販売店では、この改良に対してどのような反応があるのでしょうか。

N-WGNは通勤や通学、買い物などの日常の移動で快適に使えるよう、安全性能や使い勝手にこだわった軽ハイトワゴンです。初代モデルは2013年に登場し、2019年に現行の2代目モデルへと進化しました。
現行モデルのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1675-1725mm。ホイールベースは2520mmで、乗車定員は4名です。
エクステリアは室内の広さを感じさせる箱形ボディが特徴。フロントからリアまで滑らかな面で構成され、シンプルでスッキリとした印象です。親しみやすい円形のヘッドライトも、安心感を与えるポイントになっています。
インテリアはセンタータンクレイアウトを採用し、広い室内空間を実現。使い勝手の良い荷室など、暮らしに寄り添った機能性とデザインが支持されています。
パワーユニットは、660ccの水冷直列3気筒エンジンと、同じく660ccのターボエンジンの2種類を用意。ターボ仕様は最高出力64馬力/6000rpm、最大トルク104Nm/2600rpmを発揮し、WLTCモード燃費は最大23.1km/Lです。
安全装備としては、全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
今回の改良では安全面、機能面が向上しました。
具体的には、車両前部にパーキングセンサーが追加され、衝突の可能性を検知するとブレーキを制御する「近距離衝突軽減ブレーキ」も新搭載されました。
またメーターは7インチのTFT液晶に進化し、Honda SENSINGの作動状態がより分かりやすく表示されます。マルチインフォメーションディスプレーも必要な情報に絞られ、視認性が向上しています。
このほか、カスタムモデルの「N-WGN カスタム」に特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」が設定されました。
フロントグリルモールやロアーモール、フォグライトガーニッシュなどにベルリナブラック塗装を施し、14インチまたは15インチのアルミホイールも採用。
電動格納リモコンドアミラーやアウタードアハンドル、リアライセンスガーニッシュなどにもクリスタルブラック・パール塗装を施し、ブラックのアクセントが上質かつ洗練された印象を与えています。
インテリアでは、助手席インパネガーニッシュやドアオーナメントパネル(前後席)、ステアリングガーニッシュにピアノブラックをあしらい、シックで落ち着いた空間を演出しています。
さらに標準モデルには、新グレード「ファッションスタイル」が加わりました。
オフホワイト塗装の専用ドアミラーやアウタードアハンドル、カラードフルホイールキャップを装備し、レトロな雰囲気を演出。親しみやすいデザインはそのままに、愛らしさと心地よさを感じさせる仕様です。
車両価格(消費税込)は、一部改良モデルが157万6300円から205万8100円。ファッションスタイルは167万5300円から182万500円、特別仕様車ブラックスタイルは186万100円から212万4100円です。
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さっそく販売店ではどのような反響が集まっているのでしょうか。
都内のホンダ販売店の営業スタッフによると、「特別仕様車のブラックスタイルは強い存在感を放ち、カスタム志向の方々から特に高い支持を得ています。『軽自動車ながらも高級感がある』という声が多く聞かれます」と好評のようです。
また別の店舗からは、「ファッションスタイルは女性のお客様からの反応が良く、『かわいい』『人と被らない』という声も聞かれます」とのこと。
今回のN-WGN一部改良モデルは、多様なユーザー層に響いているようで、デザインや安全装備の強化に加え、幅広いグレード展開が今後の販売拡大にもつながることが期待されます。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。























