三菱の新型「軽SUV」発表! 最上級より「94万円オトク」&最も低燃費な「リッター21キロ」も魅力! タフなデザイン×軽自動車“初”となる「画期的機能」装備の「デリカミニ」最安モデルとは?
2025年9月18日に三菱「デリカミニ」の新型モデル(2代目)が正式に発表され、同年10月29日の発売を控えています。なかでも最も安価なエントリーグレードは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
唯一“200万円切り”の最安モデルとは?
三菱は2025年9月18日に「デリカミニ」のフルモデルチェンジを発表し、同年10月29日に発売を予定しています。
2代目へと進化したデリカミニのなかでも、最も手頃なエントリーモデルはどのような仕様なのでしょうか。

2023年5月に発売された初代デリカミニは、従来の「eKクロススペース」の後継にあたる軽スーパーハイトワゴンです。
公式キャラクターに「デリ丸。」を起用し、「カッコかわいい頼れる相棒」というコンセプトで人気を集めました。
その初代からわずか2年4カ月でフルモデルチェンジが行われ、2025年9月18日に発表された2代目は「進化したアクティブで頼れる相棒」をコンセプトに掲げています。
内外装デザインをはじめ、走行性能や安全性能、機能性に至るまで幅広く進化を遂げました。
また同時に、シンプルでクリーンなデザインが特徴の「eKスペース」もフルモデルチェンジを受け、新型として登場しています。
新型デリカミニの外観は初代のイメージを受け継ぎつつ、三菱車のデザインアイコンである「ダイナミックシールド」をボディ同色に変更。
半円型のLEDライトをより大きくすることで、親しみやすく愛着の湧くフロントフェイスを実現しました。
さらに、5種類の走行モードを選択できるドライブモードを初搭載し、様々な路面状況に対応します。
Aピラーの角度や形状を見直すことで室内長を先代比+115mm拡大し、より開放感のある室内空間を確保しました。
インフォテインメント面では、12.3インチスクリーンを備えた三菱初のGoogle搭載システムを採用。音声操作に対応する「Googleアシスタント」や「Googleマップ」のルート案内などが利用可能です。
進化を遂げた新型デリカミニの中で、最も手頃な価格のグレードが「G 2WD」です。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm、ホイールベース2495mmで、最低地上高は150mm。
ボディカラーはモノトーン9色とツートーン6色の計15種類を展開します。
タイヤサイズは2WD車の場合、14インチが装備されます。
インテリアはクラストップの品質と機能性を兼ね備えています。
シートには伸縮性の高い撥水ファブリック生地を採用し、カラーはブラックで統一。
Gグレードながらステアリングヒーターやシートヒーター、7インチカラー液晶メーター、タッチパネル式オートエアコンなど快適装備を標準で備えています。
一方で電動パーキングブレーキは非搭載。スライドドアは助手席側のみ電動式を標準装備としています。
標準仕様はオーディオレスですが、12.3インチ画面のGoogle搭載インフォテインメントシステムは「MITSUBISHI CONNECT」や「3Dマルチアラウンドモニター」とのセットオプションで装着可能です。
安全装備は全グレードに「三菱e-Assist」の主要機能を搭載。さらにPremium系の上級モデルでは、軽自動車として初採用の「後側方衝突防止支援システム」や、三菱の軽として初の「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)」などが追加されます。
ただし、Gグレードには高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」の設定はありません。
パワートレインは660cc直列3気筒自然吸気エンジンを搭載。
トランスミッションはCVT、駆動方式はFFを採用しています。
燃費はWLTCモードで21.0km/Lと、デリカミニの中で最も優れた数値を記録しているのも注目ポイントです。
なお、「デリカミニ G 2WD」の価格(消費税込み)は196万4600円。
最上級モデル「T Premium DELIMARU Package 4WD」の290万7300円と比べると、94万2700円の差があります。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。

























































