38年ぶり復活! トヨタ「“新”カローラFX」も登場! 白ホイール×ビッグなリアウィングがカッコイイ! 約360万円の「カローラ ハッチバック」米国に出現
トヨタの北米法人は2025年8月28日、「カローラ ハッチバック」(日本名:カローラスポーツ)の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
38年ぶり復活のカローラ…
トヨタの北米法人は2025年8月28日、「カローラ ハッチバック」(日本名:カローラスポーツ)ガソリンモデルの新たな2026年モデルを発表しました。
カローラシリーズは1966年に日本で初代が発売されて以来、世界150以上の国と地域で累計5000万台以上を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカーです。

現行モデルは12代目にあたり、セダンやワゴン、ハッチバック、SUVといった多彩なボディタイプを展開。その中で最もスポーティなキャラクターを押し出すのがハッチバックです。
北米仕様(ガソリンモデル)のパワートレインは2リッター直列4気筒ガソリンエンジンにCVTを組み合わせており、最高出力169馬力、最大トルク151lb-ftを発生します。
今回発表された2026年モデルの特徴は大きく2つです。まず新グレード「FXエディション」の設定。このFXの名称は、1980年代に北米で登場した「カローラFX16」に由来するものです。
当時のカローラFXはツインカム(DOHC)エンジンを搭載し、若者を中心に人気を集めたスポーティグレードで、カローラハッチバックの原点ともいえる存在でした。FXエディションは、その伝統を現代的にアレンジしたモデルと位置づけられています。ハッチバックモデルの「FX」としては38年ぶりの復活となります。
エクステリアでは、ブラック仕上げのリアスポイラーとグロスホワイトの18インチホイールを装着するとともに、ドアミラーカバーをブラック化。クラシカルな雰囲気を漂わせつつ、現代的な精悍さを加えたデザインとなっています。
インテリアはブラック基調にオレンジステッチをあしらうほか、シート表皮をスエード調素材を採用し、手触りの良さとホールド性を兼ね備えた仕立てとしました。
なお、FXエディションの追加によって、既存の「ナイトシェード」は廃止となります。
もうひとつの特徴は、安全機能の拡充です。全グレードにブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートを標準装備。車線変更時や後退時の安全性を高め、日常の運転からロングドライブまで幅広くサポートします。
価格はエントリーグレードの「SE」が2万4180ドル(約360万円)、FXエディションが2万6780ドル(390万円)、最上級グレードの「XSE」が2万7175ドル(約400万円)。トヨタディーラーへの納車は今秋になる見通しです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。






















































































