スバル新型「“4WD”ワゴンSUV」がスゴイ! 水平対向エンジンじゃない「370馬力超え」高性能パワトレ搭載! 全長4.8m“大柄ボディ”&タフな「カクカクデザイン」も魅力の「トレイルシーカー」米国仕様とは?
スバル初のグローバルBEV「ソルテラ」に続く第2弾モデルとして、新型クロスオーバーSUV「トレイルシーカー」がニューヨークモーターショー2025で世界初公開されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
大柄ボディの高性能SUV
スバルは2022年からクロスオーバーSUVタイプのBEV「ソルテラ」を販売しています。
翌2023年には北米市場でも販売を開始しましたが、2025年4月のニューヨークモーターショーでは、そのソルテラに続く新たなBEVが披露されました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのモデルとは、クロスオーバーSUVタイプの新型BEV「トレイルシーカー」です。
スバルはこのモデルについて、「BEVならではの走行性能と、クロスオーバーユーティリティビークルとしての実用性を高次元で両立」「日常からアウトドアまで幅広いシーンで使いやすく、アクティブなライフスタイルを後押しするモデル」と説明しています。
最低地上高は8.3インチ(約211mm)と発表されましたが、ボディサイズは明らかにされていません。
ただし、ボディサイズはソルテラ(全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm)よりも全長は6インチ(約152mm)長く、全高は1インチ(約25.4mm)高く設定されているといいます。
エクステリアは、ワゴン風のスクエアなスタイリングに、クロスオーバーSUVらしいスポーティさとタフさを両立したデザインが特徴です。
BEVらしくフロントには「グリルカバー」を採用し、さらに前後のアンダーガードなど、オフロード走行を意識した装備も備えています。
インテリアは、横基調のデザインを採用することでシンプルかつすっきりとした印象に仕上げられています。
これにより、室内空間を広く見せる効果が生まれ、開放感も高められています。
搭載するのは74.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーで、最大航続距離は約260マイル(約418km)以上を実現。
また、急速充電前にバッテリー温度を最適化する「バッテリープリコンディショニング」機能を備え、短時間で効率的な充電が可能となっています。
駆動系は前後に高出力モーターを搭載するAWDとし、システム最大出力は375psに達します。
スバルは「レスポンスよく最大トルクを発揮するモーター特性を活かし、BEVならではのリニアで伸びのある加速を提供する」としています。
さらに、走行時の一体感を高めるために、サスペンションや電動パワーステアリングのチューニングも施されています。
トレイルシーカーは2026年以降に米国市場での発売が予定されていますが、具体的な発売時期や価格はまだ明らかにされていません。
日本市場への導入も現時点では未定ですが、注目度の高いモデルであるだけに、日本での展開にも期待が高まります。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。















































