日産が「新型エクストレイル」発表! 精悍グリル×正統派“タフギア”仕様「ロッククリーク」を初設定! 豪華「ブラウンレザー」インテリアも設定! “大規模マイチェン”実施し 発売へ
日産は新型「エクストレイル」マイナーチェンジモデルを発表しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
新型「エクストレイル」発表! 正統“タフモデル”も登場
日産は2025年8月21日、マイナーチェンジを施したミドルサイズSUV 新型「エクストレイル」を発表しました。
9月18日の発売を予定しています。
登場から3年が経過した日産の主力SUVですが。今回のマイナーチェンジで何が変わったのでしょうか。

エクストレイルは2000年に登場したミドルサイズSUVです。走破性を高め、タフに使えるモデルというキャラクターを獲得したことが支持を集め、日産の主力モデルとなりました。
現行モデル(T33)は2022年7月に登場した4代目。タフなスタイリングはそのままに、先代(T32)で獲得した都会的なキャラクターを強め、上質な仕立ての内装とするなど、よりプレミアムなモデルとして進化しました。
国内仕様のパワートレインはガソリン車を廃止し、全車が1.5リッター可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載するハイブリッド「e-POWER」へ1本化。また、4WDモデルでは電動四輪制御技術「e-4ORCE」を採用し、走行性能を高めています。
運転支援は最新の全方位運転支援「360°セーフティアシスト」や「プロパイロット」を搭載し、先進性と安全性能を高めています。
登場から3年を迎えた今回、内外装デザインの変更や新グレードの追加などを含めた大規模なマイナーチェンジが実施されました。
エクステリアは、フロントフェイスを刷新。精密なパターンをほどこした横桟基調のグリルを採用し、上質で洗練された印象を与えました。
またフロントのシグネチャーランプは常時点灯のデイタイムランニングランプに変更し、現行型の特徴である上下2段分割の存在感を高めています。
さらに、バンパー下部のグロスブラック化やサテン調シルバーのアクセントを施したほか、新デザインのアルミホイールを採用し、上質でモダンな雰囲気を与えています。
インテリアでは、インパネ上部やドアトリムのカラーをブラックに変更。シートのパターンも、繊細さとダイナミックさを併せ持つ、ジャパニーズモダンを感じるクロス地を採用しました。
オプションで用意されるナッパレザー仕様車では、カラーをタンからブラウンに変更し、洗練さと落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
先進機能では、日産の国内モデルとして初採用となる、「3Dビュー」機能と「インビジブルフードビュー」機能付きの「インテリジェント アラウンドビューモニター」を搭載。
3Dビュー機能はクルマの周囲360度を立体的に見られる機能で、発進時などの巻き込み防止確認などが可能です。インビジブルフードビュー機能はフード(ボンネット)を透過するように見える機能で、車両の先端の様子を確認できます。
また、「フロントワイドビュー」には地点登録機能を追加し、普段通る場所での安全確認をサポートします。
コネクテッド機能では、日産の国内モデルとしてははじめてGoogleを搭載。Googleマップのほか、音声で車両やナビ操作が可能なGoogleアシスタント、さまざまなアプリを利用できるGoogle Playストアがインストールされ、手持ちのアカウントを設定すれば、シームレスな情報の活用ができます。
インフォテイメントシステムはワイヤレス接続のApple CarPlayとAndroid Auto、日産のコネクテッドサービス「Nissan Connect」に対応。Nissan Connectアプリでは、車両のロック忘れ時に通知し、リモートでドアロックできる機能を追加しています。
ラインナップはベーシックな「S」、中級グレード「X」、最上級の「G」を設定し、いずれも2WDと4WD「e-4ORCE」を用意。e-4ORCEのXグレードのみ3列シート車を用意しています。
さらに、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)によるカスタムカーとして、Xのe-4ORCEモデルをベースに、専用装備を備え、初代から続く正統なタフギアモデル「ロッククリーク」を新規設定しました。従来の「AUTECH(オーテック)」シリーズ、およびロッククリーク同様に初設定となるスポーティモデル「NISMO」も登場しました。
エクステリアはブラックを基調に、溶岩をイメージした「ラバレッド」のアクセントを配した「3スロット」の専用フロントグリル、フロントバンパー、アルミホイールを採用。
ボディカラーにはロッククリーク専用の「キャニオンベージュ/スーパーブラック」の2トーンカラーを設定しています。
インテリアもブラック基調とし、シートやインパネ、ドアトリムなどにラバレッドのアクセントステッチを施しています。さらにシートは防水とし、アウトドアでの使い勝手を高めています。
マイナーチェンジを実施した新型エクストレイルの価格(消費税込)は、384万3400円から494万6700円。カスタムカーは、オーテックシリーズは514万1400円から590万1500円、ロッククリークが475万6400円(2列)、488万6200円(3列)です。
※ ※ ※
今回のマイナーチェンジとともに、アクセサリーパッケージ「SOTOASOBIパッケージ」も新設定されています。
SOTOASOBIパッケージでは、ボンネットに撥水・防汚・耐久性をもたせたつや消しブラックのプロテクションシールドフィルムのほか、JAOS製のブラックのフェンダーガーニッシュ、専用エンブレムを備え、アウトドアギア感と機能性を高めます。
エクストレイルでは現行型ではマイナーチェンジ前後のモデルに対応しているほか、先代モデル(T32)にも設定します。
価格(消費税込)は現行型用が24万1425円(ロッククリーク用は23万2155円)、先代用が24万2997円です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。







































































