スバル「最新クロスオーバーSUV」スポーティエアロ×斬新“センター2本出しマフラー”搭載! 本格ハイブリッド採用で注目される「クロストレック」STI仕様がスゴい!

スバルは「クロストレック」の改良モデルが発表しました。手軽でありながら本格的なクロスオーバーSUVとして人気のクロストレックには、各種STIパーツが用意されています。どのような仕様なのでしょうか。

スポーティエアロ×斬新“センター2本出しマフラー”搭載!

 スバルは2025年7月10日に「クロストレック」の改良モデルを発表しました。

 クロストレックは、スバルSUV(OEM車除く)のなかで最もコンパクトなボディを持つクロスオーバーモデルです。

 今回実施された改良により、一体どのような進化があったのでしょうか。

スバル最新「クロストレック」
スバル最新「クロストレック」

 クロストレックのはじまりは、3代目インプレッサをSUV“風”に仕立て、2010年6月に発売された「インプレッサ XV」まで遡ります。

 その後、4代目インプレッサをベースにしたクロスオーバーモデルが独立し、「XV」として発売されたのが2012年10月。そして、2022年12月に6代目インプレッサをベースに開発されたのが実質3代目となる現行モデルです。

 この世代から海外モデルと車名を統一し「クロストレック」となりました。

 その後、2024年12月にはストロングハイブリッドモデルが追加されるなど、スバルのラインナップのなかでもホットなクルマの1台です。

 ボディサイズは全長4480mm×全幅1800mm×全高1575mm、ホイールベース2670mm。エンジンは、2リッター水平対向4気筒エンジン+モーターのe-BOXER、そして2.5リッター水平対向4気筒エンジン+2モーターのe-BOXER(ストロングハイブリッド)の2種類が設定されます。

 トランスミッションはリニアトロニック(無段変速機)のみで、駆動方式はFWD(前輪駆動)とAWD(全輪駆動)を設定。

 ただし、e-BOXER(ストロングハイブリッドモデル)のAWDにはクラッチ開放制御機構がついており、通常時はFWDとして走行可能です。

 今回の改良では、ボディカラーに2色の新色「サンドデューン・パール」と「シトロンイエロー・パール」が追加されました。

 また、「ドライバー異常時対応システム」と「ドライバーモニタリングシステム」の連携を強化。これにより、ドライバーが脇見運転をしたり、居眠り運転をした場合に、異常と判断してドライバーにハンドル操作の要求警告を発します。

 さらに減速やハザードランプ、ホーンなどを用いて周囲の車両への注意喚起も行います。

 そんなクロストレックには、多彩なSTIパーツが用意されています。

 車体剛性の確保と均一化に寄与する「フレキシブルタワーバー」と「フレキシブルドロースティフナー」をはじめ、エクステリアを引き締める「ルーフスポイラー」や「テールゲートガーニッシュ」を設定。

 また、「パフォーマンスオイルフィルター」や「STIパフォーマンスオイル(0W-40)」など、エンジン性能の向上が期待できるアイテムもあります。

 加えて、「STIパフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」をラインナップ。「STI」ロゴが刻印されたSTIパフォーマンスマフラーは、直径70mmの2本出しマフラーをセンターに集約した仕様で、ブラックの専用のガーニッシュとともにアグレッシブなリアビューを実現します。

※ ※ ※

 クロストレックはインプレッサをベースとしつつ、200mmもの最低地上高をもつ本格クロスオーバーSUVとして人気です。

 雪道や悪路での走行を得意としながら、都市部にも馴染むエクステリアは、どこかに出かけたくなるワクワク感をより多くの人に与えるでしょう。

 クロストレックの価格(消費税込)は301万4000円から405万3500円です。

【画像】超カッコいい! これが斬新マフラー装着した「クロストレック」です!(30枚以上)

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Writer: 廣石健悟

1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

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