ダメと言われる「内掛けハンドル」運転 実はいけない訳でもない?

ハンドルを内側から持つ「内掛けハンドル」は、してはいけない運転動作のひとつと言われます。ハンドルを回す際に力を入れやすいことから、ついついやってしまう人もいるかもしれません、どのような点がいけないのでしょうか。

「内掛けハンドル」はいけない訳でもない?

 運転時は両手をハンドルの上に置くのが基本的な動作です。手のひらを返すようにしてハンドルを内側から持つ「内掛けハンドル」は、してはいけない運転動作のひとつと言われます。ただ、ハンドルを回す際に力を入れやすいことからなどから、ついついやってしまう人もいるかもしれません。

ハンドルを内側から持つ「内掛けハンドル」のイメージ

 いけないとされる理由として、「緊急時にとっさの動作ができない」「エアバッグが開いたときに腕が体に当たるため危険」などを挙げる人もいますが、実際にはどうなのでしょうか。

 東京都世田谷の自動車教習所、フジドライビングスクールの田中さんによると、「できればしないように教えていますが、厳密にダメとはしていません」とのこと。そもそも、危険であるかを断言することは難しいといいます。

「状況によってはどうしても内掛けハンドルをしてしまう場合もあるでしょう。エアバッグ動作時などの危険についても、一概には言えないはずです」(フジドライビングスクール 田中さん)

 田中さんによると、運転の姿勢として片手運転は危ないということは言えるものの、ハンドルの「回し方」については、道路交通法や、これに基づき公安委員会が作成している「交通の方法に関する教則」においても言及されていないといいます。「たとえば運転試験場などでも、内掛けハンドルがダメだと明言することは避ける傾向があります」と話します。

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