トヨタ「“ちいさい”ランクル」公開! 2ドア×全長4.2m級の「めちゃ“手ごろ”なサイズ」! 超カッコいい「ランドクルーザー70“ショート”」日本導入にも期待大!?
2025年7月11日より3日間開催された「群馬パーツショー2025」にて、海外仕様のトヨタ「ランドクルーザー70」が出展されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
海外仕様のトヨタ「ランドクルーザー70」を特別公開!
2025年7月11日より13日まで、Gメッセ群馬(群馬県高崎市)で開催された「群馬パーツショー2025」にて、海外仕様のトヨタ「ランドクルーザー70(以下、ランクル70)」が出展されました。
ランクル70の海外仕様とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

ランクル70は、初代モデルが1984年に登場。それから約40年にわたり、トヨタが信頼性、耐久性、悪路走破性を追求しながら生産を続けてきた歴史あるモデルです。
最近では2023年11月、8年ぶりに日本販売が再開され、話題となりました。
ボディサイズ(日本仕様)は全長4890mm×全幅1870mm×全高1920mm、ホイールベース2730mmで、4ドア・5人乗り仕様です。
ランドクルーザーシリーズといえば、現在「300」「250」「70」の3モデルが展開されていますが、なかでも70はコンパクトかつタフな設計です。
パワーユニットには、2.8リッター直噴ターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力204ps、最大トルク500Nmを発揮します。
そんななか、今回群馬パーツショーで群馬トヨタは、日本では展開されていない2ドア仕様のショートボディモデルを展示しました。展示車は、2.8リッターディーゼルターボを搭載した6速AT仕様でした。
ランクル70のショートボディは、主に中東・中米をメインターゲットにした仕様で、用途としては警察や国防省などで使われているといいます。

ボディサイズは全長4235mm×全幅1870mm×全高1910mm、ホイールベース2310mm(数値はUAE仕様/会場のモデルとは異なる場合があります)。
全長4.2m級のショートボディにすることで小回りが利き、様々な状況に対応しやすい機動力が主な特徴といえます。
会場のトヨタ担当者は今回の展示車両について、以下のように話します。
「このモデルは海外で販売していますが、日本でも特別に展示を行い、皆さんのご意見を聞いている状態です。
展示していると『欲しい』いう方も結構いらっしゃいますね。
もともと日本でもオーバーフェンダーがないワゴン仕様や、ショートタイプは出していたので、復活を望む声も多いです。
ランクル70は、シンプルさを求めるお客さまが多く、購入した車両をわざわざシンプルな仕様にカスタムする人もいるぐらいです」
展示の反響はかなりあるようで、「このタイプがあるならこっちがよかった」と言われることもあるほど、海外仕様の販売を望む声はたくさんあるようです。
2ドアタイプはコンパクトなボディを特徴としているだけに、都市部での使用にも対応できるため、そういった部分で「欲しい」という声も多くあるといいます。

ブースではランドクルーザー70のほか、同じくランクル70ワゴン「ワークメイト」(海外仕様)も展示さていました。
こちらは日本と同じ後席ドアのついた2.8リッターディーゼルターボ仕様。テールゲートも同様に観音開きタイプです。
ハロゲンライトやスチールホイール、合皮シートなどを採用したシンプルな仕様で、タフな環境で仕事をこなす1台となっています。
メインターゲットはオーストラリアで、鉱山や警察などでの使用を想定しているとのことでした。
会場では、普段はなかなか見られないランクル70海外仕様の実車に、多くのユーザーが車両を細かくチェックする様子も見られるなど、賑わいをみせていました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。





































































