新車63万円! “3人乗れる”「新トライク」がスゴイ! 全長2.2m級ボディ採用&普通免許で乗れる「“高コスパ“トライク」が話題に! 便利そうな「VIVEL TRIKE」に称賛の声
小型モビリティの開発・販売を行うバブルは2025年5月7日、「VIVEL TRIKE(ビベルトライク)」の2025年モデルをリリースしたと発表しました。この車両について、現在さまざまな反響が出ています。
便利そうなトライクが話題に
小型モビリティの開発・販売を行うバブルは2025年5月7日、「ビベルトライク」の2025年モデルをリリースしたと発表しました。
このモデルについて様々な反響がでています。
そもそもビベルトライクとは、どのようなモデルなのでしょうか。

ビベルトライクは、バブルが展開している3輪電動モビリティ。全幅約1mのコンパクトサイズをセールスポイントとした超小型車両で、小回りが利くため狭い道を楽に通ることが可能です。
ボディサイズは、全長2250mm×全幅1020mm×全高1650mm。
デザインとしては、屋根に覆われつつもサイドにドアと窓がなく、クルマというよりはデリバリー用のバイクのようなルックスです。
パワートレインは電気モーターで、電費の参考としては、電気代100円あたり80kmの走行を実現しているとのこと。充電は自宅のコンセントで行います。
普通自動車免許があれば公道での運転が可能であり、車検はなく、ヘルメット着用の義務もない(安全のため推奨はされている)ため、手軽に維持して乗れるのも魅力のひとつです。
今回発表された2025年モデルの特徴としては、まずJ1772充電ソケットに対応し、日本国内の多くの充電ステーション、とくに「ENECHANGE」サービスでの充電が可能になったことが挙げられます。
上記の対応により、自宅以外の出先でも充電ができるようになって、より実用性が高くなりました。
2つめの特徴は、サイドブレーキの新設です。ハンドブレーキロックとあわせて使用することで、傾斜のある場所でもより安定して停車することができるようになりました。
3つめの特徴は、今まで有料オプションだった雨除けサイドカバーが全車標準装備になったこと。走行中・停車中の雨風を防ぎ、天候を気にせず使用できます。
4つめの特徴は、USB PD充電ポートを車内に搭載したことです。スマートフォンやタブレットを高速充電できるようになり、長時間外出する際の移動手段としての利便性を高めています。
価格(消費税込み)は、63万円から84万円で販売中です。
ビベルトライクを取り扱う関東圏の販売店担当者は、以下のように述べました。
「試乗のご希望や在庫状況の確認など、全国から毎日のようにお問い合わせをいただいております。
在庫ですが、人気のLi2000モデルのホワイトはすでに在庫1台という状況となっており、全体的に納車まで2ヶ月ほどお待ちいただいている状況です。
『サイドカバーが最初からついているのが助かる』、『急速充電に対応しているのは街中を走るときに安心』、『サイドブレーキがついていて、クルマ感覚で使えるのはすごく快適』など、多くの方から高く評価していただいております」
また、関西圏の販売店担当者は、以下のように述べました、
「40代から70代の方まで、幅広い年代のお客様から多くのお問い合わせをいただいております。
『維持費も段違いに安いし、軽自動車からの乗り換えにちょうどいい』、『幹線道路であってもいちばん左の車線なら充分快適に走れる』というふうに、走行安定性と居住性の高さがご好評いただいている状況です。
『子ども2人の送迎もスムーズに乗り降りできるから安心』、『見た目とシンプルなボディカラーが親しみやすい』という声もあり、とくに実用性と親しみやすさを兼ね備えている点が注目されているところですね」
関東、関西ともに販売店への問い合わせ件数は多いようで、すでに所有しているオーナーからの満足度も高いことがうかがえます。
子育て世代から高齢者まで、ターゲット層が幅広いのもビベルトライクの特長といえるでしょう。
このような特徴を持つビベルトライク2025年モデルに対し、現在さまざまな反響が出ています。
まず見られるのが、「これ良いな」「長距離には使用しないと思うけど、電欠を気にして遊びに行けないってことはなくなりそう」「こういうの好き」という声。
ビベルトライクの航続距離はモデルによって異なりますが、もっとも短いモデルで50km、もっとも長いモデルで120kmです。
今回のリニューアルによって出先での充電も可能になったことから、上記のユーザーの言うとおり、近所に遊びに行く程度であれば問題なく使えるでしょう。
また、「カッコイイけど50キロしか出ないのがね」という声もありました。先ほどの航続距離と同じく、ビベルトライクはモデルによって最高速度が異なり、もっとも控えめなモデルだと45km/h、その他のモデルでも50km/hとなっています。
実際のオーナーからは幹線道路でも問題なく走れているという口コミがありましたが、速度が出ないことに不安を感じるユーザーもいるようでした。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。






























