MotoGP Ducati TeamのJ・ロレンソ選手 遂にドゥカティで初優勝

感無量のロレンソ選手、タイヤ選択が勝敗を分けた!

●優勝:Ducati Team J・ロレンソ選手コメント

「本当に嬉しい!僕にとって、ドゥカティに乗ってムジェロで勝つのは夢だと昨日話したが、まさにその夢が現実になった。今日の勝利は、僕のキャリアでもっとも特別なものだ。おそらく、2003年に125ccで初優勝したときや、2008年にMotoGPを初めて制したときと同じくらい特別だ。本当に感動したし、チームにも満足している。

 週末の厳しい状況を乗り越えて、ドゥカティのホームレースで勝利を飾ることができて最高の気分だ。今朝、今日は優勝できるのではないかと思ったが、タイヤのパフォーマンスが気がかりだった。しかし、自分らしくスタートから全力でプッシュすることを決めて、その後はすべてが完璧に行った。これ以上は望めないレースだった。

 今日は、皆で勝利に酔いしれたい。長い間優勝から遠ざかっていたが、今日は自分のやり方で勝つことができた。厳しい時期もあったが、自分にはできると常に信じて戦ってきた。少しずつトップとの差を詰めて、ついにこの場所にたどり着くことができた」

Ducati Team J・ロレンソ選手

●2位:Ducati Team A・ドヴィツィオーゾ選手コメント

「正直なところ、今日は優勝できるのではないかと思っていたが、昨日よりも気温が高く、フロントタイヤの選択に少し迷ってしまった。ロッシと僕は、安全策を取って、より硬いタイヤを選択したが、それが裏目に出てしまった。バレンティーノは、僕の前で何度かクラッシュしそうになっていた。ホルヘをオーバーテイクしようとしたときも、コーナー進入時に十分な速さがなく、結果としてコーナリングもホルヘについてゆくことができなかった。

 レース後半にはリアタイヤを使い切ってしまい、この問題にも対処しなければならなくなった。いずれにしても、2位でフィニッシュして、マルケスとの差を詰めることができた。素晴らしいレースをしたホルヘを祝福したい。彼のタイヤマネージメントは的確で完璧だった」

●3位:Movistar Yamaha MotoGP V・ロッシ選手コメント

「非常に厳しいレースでした。フロントにハード・コンパウンドを選択していたため、十分なグリップが得られないことはわかっていました。そのなかでミスをしないように心がけ、それだけでも難しいことだったのですが、同時に表彰台争いのグループから離されないようにしなければなりませんでした。彼らはソフト・コンパウンドを履いていたので、終盤になれば私のほうが有利になるのではないかという望みも持っていました。

 そして実際にその通りになったのです。イアンノーネがあきらめずに追って来たので、最後の最後まで気を抜くことはできませんでしたが、最終的にはこうして目標としてきた表彰台を獲得することができました。ムジェロでこのような結果を出すことができて、とってもハッピーです」

●4位:Team SUZUKI ECSTAR A・イアンノーネ選手コメント
「表彰台に乗れるように全ての力を出し切って頑張ったけど、一歩及ばなかったね。路面温度が相当上がっていたから、リアタイヤがグリップしなくて、ストレートの加速がうまくできずにタイムロスし、それをコーナーでリカバリーしようと思うから、かなりハードだったよ。でも今日のレースには満足しているよ。

 スタート直後はトップグループでレースするために全開で飛ばしたけど、終盤にタイヤがきつくなることは予想していたから、中盤はタイヤを温存するためにちょっとペースを調整したストラトジーもうまくいったと思うし、4位という結果には満足しているよ。まだいくつか小さな問題があるので、さらにセットアップを詰め、常に上位でレースできるようにしたいね」

●5位:Team SUZUKI ECSTAR A・リンス選手コメント
「昨日の転倒で肩を強打し、痛みもあったし、あまり力が入らなかったから、まさかこんな結果を残せるなんて思っていなかったよ。レース中は肩のことは一切考えず、とにかくレースに集中するようにしていたんだ。

 5位という結果も嬉しいけど、高い路面温度でフロントがあまりグリップしない状態でどうやって走ればいいのかも理解できたし、学んだことがとても多かった。チームが今週も素晴らしい仕事をしてくれて、ほんとに感謝しているよ。肩の状態がまだ心配なので、明日バルセロナで再度検査をし、母国GPに向けて万全な体制を整えるようにするよ」

【了】

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