2025年7月7日未明、神奈川県相模原市緑区の交差点で黒いセダンとパトカーが衝突する事故が発生しました。

　黒いセダンを運転していた若い男は、クルマを乗り捨てて逃走し、警察がひき逃げ事件として捜査を進めています。

　午前2時過ぎ、神奈川県警のパトカーが相模原市緑区の交差点を青信号で進入していたところ、右側から走ってきたクルマセダンと衝突。

　目撃情報によると、黒いセダンが信号無視をして交差点に進入したとみられています。

　衝突の衝撃で両車両のフロント部分が大きく破損。パトカーに乗車していた相模原北警察署の39歳と43歳の男性警察官2名が足の打撲やじん帯損傷などの軽傷を負いました。

　警視庁の説明によると、事故に関与した黒いセダンは衝突直前、東京都八王子市内で不審な動きをしていたため、警視庁の自動車警ら隊が停止を求めていました。

　しかし、黒いセダンはスピードを上げて逃走。警察が追跡していましたが、一時的に見失っていたということです。

　その後、相模原市内で神奈川県警のパトカーと衝突する事態となりました。

　黒いセダンには若い男性が乗車していましたが、衝突後に乗り捨てて現場から逃走したとの目撃情報も。警察はひき逃げなどの疑いで男の行方を追っています。

　この事件を受け、SNS上では「相模原の交差点事故、警察官が怪我をしたなんて許せない」「八王子から相模原まで逃げてきたのか」「深夜の暴走、危険すぎる」などのコメントが寄せられています。

　また、「警察の追跡方法に問題はなかったのか」「市民の安全を守るためにも早く犯人を捕まえてほしい」といった意見も見られます。

　現在、神奈川県警と警視庁が協力し、防犯カメラの映像や目撃情報をもとに逃走した男の特定を急いでいます。

　今後、事件の進展次第では、詳細な情報が追って発表される見込みです。