信号待ちで「必要以上にスペース空けて停止する車」なぜ?「停止線まで詰めろ」「意味不明」の声も…実は「意外な理由」があった!? 法律上問題は無いのか
「停止線からスペースを空けて停止」ルール上はOKなの?
では実際「停止線からスペースを空けて停止する行為」は、交通ルールで問題ないのでしょうか。

自動車安全運転センターの担当者は以前の取材に対し「極端に空いているのではなければ、特に問題はありません」と話しています。
「信号が前方ではっきりと見え、後続車も安全に停止できる範囲内であれば、停止線よりも手前で停止したり、車間距離を多く取っても、問題ないでしょう」(同担当者)
一方で、大幅に停止線よりも手前で停止する場合、後方からの追突事故に発展する恐れもあるので、あらかじめ後方確認するなど、注意が必要だといいます。
このように、ドライバーは様々な思惑で停止線との位置関係を決め、自分のクルマを停止させています。
もし、こうしたドライバーに対し「もっと詰めろ」といった意味でクラクションを鳴らすと、「警音器使用制限違反」として取り締まられ、3000円の反則金が課せられることになります(車種で一律)。
また、怒りに任せて相手に攻撃的な運転を仕掛けた場合、急ブレーキ禁止違反、高速自動車国道等駐停車違反、進路変更禁止違反など10種類の違反行為に対して「妨害運転罪」として厳正な取り締まりが行われ、最大で「懲役3年」または「50万円以下の罰金」と「違反点数25点」が科されることになるため、注意しましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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