「速く走れない…」けど 数千万円の「1人乗りスーパーマシン」がスゴい! ランボが手掛ける「農業車」も!? 知られざる最新トラクターとは

1000万円以上する「最新トラクター」がスゴい! 私たちの食を支え、いのちつなぐスーパーマシン

 トラクターは畑を耕す以外にも、アタッチメントを切り替えることで、さまざまな作業が行えます。

 たとえば畑に苗を植える際の畝立てから、麦やそばの種まき、固くなった土をほぐす砕土、畑周りの除草作業など、トラクターの用途は非常に幅広いです。

 ここまで解説してきたとおり、トラクターは農作業に革新をもたらす一方、その利便性と引き換えに排気ガスによる環境負荷を助長することが懸念されています。

 ディーゼルを燃料に動くトラクターの排気ガスには、窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質が含まれているからです。窒素酸化物(NOx)は、光化学スモッグや酸性雨の一因として知られています。

 そこで最新のトラクターには窒素酸化物などの汚染物質をクリーンな排気ガスに転換させる、「尿素SCRシステム」が搭載されるようになりました。

 この尿素SCRシステムは、アドブルーを用いることで大気汚染物質を削減する機能を発揮します。

 最新のトラクターはオペレーターだけでなく、環境の負担減にも配慮した進化を遂げているのです。

ヤンマーのトラクター「YT5113A」は1000万円以上する(画像は過去に「あみプレミアム・アウトレット」で展示された様子)
ヤンマーのトラクター「YT5113A」は1000万円以上する(画像は過去に「あみプレミアム・アウトレット」で展示された様子)

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 スーパーカーが「走る」ことに特化しているのに対し、トラクターは「食を生産する」ための実用的なスーパーマシンといえるでしょう。

 農業界全体でも人手不足が目立つなか、トラクターの進歩は作業負荷の軽減から生産性の向上、食料の安定供給に大きく貢献しています。

 スーパーカーの価格に並ぶ最新のトラクターは日本の農業、そして私たちの食卓を支え、いのちをつないでいます。

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