ホンダ新「“高級感”SUV」発表! 全長4.5m級の“ちょうどいいサイズ”&VTECターボエンジンもアリ! “ツヤツヤ”ボディの「ZR-V」登場
ホンダは2025年7月3日にSUV「ZR-V」の一部改良モデルを発売します。新開発の外装塗料によってボディーの艶感を高め耐久性も1.5倍に向上さたといいます。
新「高級感SUV」何が変わった?
2025年5月19日、ホンダのSUV「ZR-V」の一部改良モデルが発表されました。7月3日より発売予定ですが、今回のモデルはどこがアップデートされたのでしょうか。

ZR-Vは2023年4月に登場した上級SUV。ホンダが掲げた開発コンセプトは「異彩解放」で、実用性と信頼感に加えて所有者の個性を際立たせる存在感を重視しています。
全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mmで、ホイールベース2655mmです。
日本の都市部でも扱いやすいサイズ感と、SUVらしい高さを両立しながら広い室内と荷室を確保し、ファミリーユースからアクティブレジャーまで幅広い需要に応えてきました。
パッケージングではヒールポイントとヒップポイントの高低差を抑えることで、車両との一体感を高めた運転ポジションを実現しています。
視線移動を滑らかにする基調線や広角フロントカメラの採用により、自車の向きや車両感覚を把握しやすい視界を確保しました。
フラットな荷室や波形の幾何学模様を施したサイドパネル、全タイプ標準装備のパワーテールゲートなど、使い勝手にもこだわっています。
エクステリアは、フロントからリアにかけて滑らかな面で構成されているほか、縦格子グリルとシャープなヘッドライトが上質さと凛々しさを演出します。
リアは下部にボリュームを持たせながら上へ向かって絞り込み、ワイドなトレッドを強調しました。
インテリアは左右に伸びるインパネとハイデッキセンターコンソールが特徴で、ドライバーと同乗者にほどよいパーソナル感を与えます。
パワートレインは2.0L直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせたe:HEVと、1.5L直噴VTECターボ+CVTを設定しています。
いずれもリアルタイムAWDを選択でき、市街地から雪道までシーンを問わず安心感のある走行性能を発揮します。
走行モードはSPORT、NORMAL、ECON、そして国内ホンダSUVとして初採用のSNOWモードの4種類で、アクセル特性を最適化してドライバーをサポートします。
安全装備は最新のHonda SENSINGを採用し、約100度の水平画角を持つフロントワイドビューカメラとソナーセンサーの組み合わせで衝突軽減ブレーキや誤発進抑制など15項目以上の運転支援機能を備えています。
ブラインドスポットインフォメーションも標準装備され、高速道路や市街地での安全性を高めました。さらに12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムを設定し、走行中でも臨場感ある音楽体験が楽しめます。
今回の一部改良では外装塗料を刷新し、クリア材をアクリルメラミンから機能向上素材へ変更しました。これによりボディーの艶感が増し、耐久性は従来比1.5倍以上となっています。
見た目の質感向上だけでなく長期的な塗膜性能も高まることで、所有満足度のさらなる向上が期待されます。
また。原材料価格や物流費の高騰を受けて全国メーカー希望小売価格も改定されました。
新価格はハイブリッド系のe:HEV X(FF)が363万4400円(税込、以下同)から、e:HEV Z BLACK STYLE(4WD)の458万2600円までの設定です。
ガソリンモデルではX(FF)が328万4600円、上位のZ(4WD)が410万4100円となり、おおむね7万円前後の値上げとなっています。選択肢はハイブリッド4タイプ、ガソリン2タイプという構成に変わりはなく、多様なライフスタイルに合わせて選べます。
ボディーカラーはプレミアムクリスタルガーネット・メタリックやノルディックフォレスト・パールなど7色を設定し、そのうち2色が新色です。
新塗装の艶やかさと相まって、鮮やかで深みのある発色が魅力となっています。
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