流麗ボディの新型「4ドアクーペ」登場! 全長4.5m“ちょうどいい”サイズ×300馬力の「高性能ターボ4WD」も設定! デザイン一新のBMW「2シリーズグランクーペ」どんなモデル?
セダンのラインナップが減るなか、欧州モデルには扱いやすいサイズのスタイリッシュなセダンを用意しています。そのひとつがBMW新型「2シリーズグランクーペ」です。
手頃サイズ×最新デザインのコンパクトセダン
SUVが主流になりセダンが大幅に減少するなか、欧州車では現在もセダン車が多くラインナップされています。
なかには、非常に扱いやすいサイズを維持する手頃なモデルも存在します。そのひとつが、BMWの新型「2シリーズグランクーペ」です。

「2シリーズ」は2013年に登場したCセグメントのコンパクトモデルです。
当初、「1シリーズクーペ」の後継モデルとして、扱いやすいコンパクトな2ドアクーペタイプのみの展開となっていましたが、ラインナップを徐々に拡大。
2ドアオープン「2シリーズカブリオレ」、5ドアハイトワゴン「2シリーズアクティブツアラー」とその派生モデルの3列・7人乗りミニバン「2シリーズグランツアラー」(すでに終売)が追加。
2019年には4ドアクーペである2シリーズグランクーペが設定され、計4つのバリエーションを持っています。
このうち主力となるのが、2シリーズグランクーペです。現行型は2025年3月に日本で発売されました。
6年を経て初の全面刷新を実施した新型では、主にパワートレインの刷新および、内外装デザインのリフレッシュを図っています。
エクステリアはBMWのアイデンティティである「キドニーグリル」に新たな斜めのデザインの意匠を採用。これにシャープなヘッドライトを備え、新世代のBMWらしいものとなっています。
ボディサイドは力強い水平なキャラクターラインをまといつつ、クーペ風の流麗なスタイリングと大径ホイールを組み合わせ、一層スポーティなスタイルをまといました。
リアにはグレードを示すエンブレムを近年のBMWニューモデル同様、最初の「2」を大きく表示し、2シリーズグランクーペであることを強調しています。
ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1435mm、ホイールベース2670mm。扱いやすいサイズはそのまま維持しました。
インテリアはメーターとインフォテインメントを一体化した「BMWカーブドディスプレイ」を採用しました。さらにシフトレバーを廃し、センターコンソール部に電制シフトの操作系をまとめることで、先進感を演出しています。
先進機能としては、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警告システム、誤発進抑制機能のほか、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能も含めた最新の「ドライビングアシスト」を搭載。
駐車支援「パーキングアシスタント」機能では、時速35km以下で走ってきた道を最大50m記憶し、これと同じルートをバックで自動運転する「リバースアシスト機能」を搭載。行き止まり路やすれ違いの困難な道を引き返す場合に便利です。
このほか、AIを組み込んだパーソナルアシスタント「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」や「Amazon Alexa」、アプリで遠隔操作・確認が可能な「BMWコネクテッドドライブ」を搭載し、最新モデルらしい新たなデジタル体験をもたらしています。
日本仕様車のメインモデルは、1.5リッター3気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッドの「220」、2リッター4気筒ディーゼルターボ+同マイルドハイブリッドの「220d」の2本立て。
これに、最高出力221kW(約300馬力)の2リッターガソリンターボを搭載するトップモデル「M235」も用意し、計3グレードを設定しています。駆動方式はM235が四輪駆動「xDrive」で、その他はFFとなります。
なお、220と220dはスポーティ系モデル「M Sport」のみの設定です。
新型2シリーズグランクーペの価格(消費税込)528万円から734万円で、全車右ハンドル・7速DCTのみとなっています。
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